信州大学 教育基盤構築センター 荒井英治郎研究室

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荒井英治郎編『教育政策オーラル・ヒストリー 河上恭雄(元国立オリンピック記念青少年総合センター所長)』信州大学学術研究院総合人間科学系,2024年3月

荒井英治郎編『教育政策オーラル・ヒストリー 河上恭雄(元国立オリンピック記念青少年総合センター所長)』信州大学学術研究院総合人間科学系,2024年3月


 高度経済成長期以降の教育政策は、いかなる課題認識を軸としながら課題設定され、いかなる過程を経て、政策形成・決定がなされていったのか。  

 

本報告書『教育政策オーラル・ヒストリー 河上恭雄(元国立オリンピック記念青少年総合センター所長)』」は、「オーラル・ヒストリー」の手法を用いて、教育政策過程の一端を再構成したものです。

 

「オーラル・ヒストリー」とは、不可視である当事者の「記憶」を可視化された「記録」へと変換し、歴史的文脈に位置付けていくものです。この「記憶の記録化」を通じて、当事者の認識構造を把握し、仮説を発見・生成・構築していくための資源を提供することが期待されています。

 

 河上恭雄氏は、1945 年に三重県鈴鹿市で生まれ、高等学校まで新潟県で過ごし、東京大学教育学部卒業後、新潟県庁に就職、その後、1970 年に文部省採用(大学学術局学生課配属)。入省後は、初等中等教育局教育研究開発室、経済企画庁総合計画局労働力及び人的能力担当計画官付き専門調査員、文部省社会教育局青少年教育課少年教育係長、三重県教育委員会指導課長、文部省初等中等教育局幼稚園教育課課長補佐、大臣官房企画室室長補佐、大臣官房政策課課長補佐、臨時教育審議会事務局総務課課長補佐、千葉県教育委員会教育次長、文化庁文化部国語課長、文部省初等中等教育局中学校課長、文部省初等中等教育局高等学校課長、大臣官房審議官(生涯学習局担当)、横浜国立大学事務局長、大学入試センター副所長、国立オリンピック記念青少年総合センター所長を歴任しています。

 

当初、臨時教育審議会に関するテーマオーラルでのヒアリングを予定していましたが、ライフヒストリーやキャリア全体の話もお伺いしたい旨を申し出たところ快諾いただき、「教育政策オーラル・ヒストリー」 として再構成し公表する運びとなりました。

 

なお、本報告書は、長嶺宏作(埼玉大学)を研究代表者とする日本学術振興会科学研究費補助金 基盤研究(C)「日本型福祉国家における臨時教育審議会に関する研究」の成果の一部です。
 
わずかではありますがまだ残部がありますので、ご関心がおありの方はご連絡ください。