信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室に関するブログです。

2015-01-01から1年間の記事一覧

【書評】荒井英治郎「石森広美『生徒の生き方が変わるグローバル教育の実践』」『月刊高校教育』2015年12月号,学事出版

ご紹介が遅れましたが、『月刊高校教育』(学事出版)の2015年12月号に、書評を執筆させていただきました。現代社会におけるグローバル教育は、外国のことを学ぶこと、外国語能力を向上させることだけに矮小化されてはなりません。むしろ、自分自身の対象化…

【いただきもの】秋吉貴雄・伊藤修一郎・北山俊哉『公共政策学の基礎[新版]』有斐閣,2015年

【いただきもの】秋吉貴雄・伊藤修一郎・北山俊哉『公共政策学の基礎[新版]』有斐閣,2015年 ご紹介が遅れましたが、 著書の一人の秋吉先生から『公共政策学の基礎[新版]』を謹呈いただきどうもありがとうございました。 ここ数年で最も読み込んだテキストの…

【書評】荒井英治郎「井上麻紀『教師の心が折れるとき』大月書店」『月刊高校教育』2015年9月号、学事出版

『月刊高校教育』(学事出版)の2015年9月号に、書評を執筆させていただきました。 日本の教員の勤務時間の平均が週53.9時間と世界最長で、特に課外活動の指導時間が長く、人材の不足感も大きいといった国際教員指導環境調査(TALIS2013)は、教員の「多忙化…

【解説】荒井英治郎「最新の教育動向(管理職の基礎知識 教育キーワード解説⑩)」『別冊教職研修 学校管理職合格セミナー』2015年6月号,教育開発研究所,2015年

【解説】荒井英治郎「最新の教育動向(管理職の基礎知識 教育キーワード解説⑩)」『別冊教職研修 学校管理職合格セミナー』2015年6月号,教育開発研究所,2015年 連載させていただいているキーワード解説の最終回(第10回)です。 最終回は、「最新の教育動…

【書評】荒井英治郎「広田照幸『教育は何をなすべきか―能力・職業・市民』」『月刊高校教育』2015年6月号,学事出版

『月刊高校教育』(学事出版)に、書評を執筆させていただきました。 自由、平等、正義、公正、効率、選択、多様性など、教育制度の構成原理にいかなる価値を中核に位置付けるか、現在重要な岐路に立っています。 言わずもがな、本書の著者は、『教育には何…

【解説】荒井英治郎「生涯学習社会(管理職の基礎知識 教育キーワード解説⑨)」『別冊教職研修 学校管理職合格セミナー』2015年5月号,教育開発研究所,2015年

【解説】荒井英治郎「生涯学習社会(管理職の基礎知識 教育キーワード解説⑨)」『別冊教職研修 学校管理職合格セミナー』2015年5月号,教育開発研究所,2015年 連載させていただいているキーワード解説の第9回です。 第9回は、「生涯学習社会」ということで…

荒井英治郎編『教育政策オーラル・ヒストリー 辻村 哲夫(元文部省初等中等教育局長)』(日本学術振興会 科学研究費助成事業 成果報告書)信州大学,2015年3月

この度、平成24-26年度科学研究費助成(学術研究助成基金助成金)による研究・挑戦的萌芽研究「「文書記録」と「口述記録」のアーカイブ化を通じた教育政策研究の再構築に関する研究」の成果の一部として、「教育政策情報」の体系的整理とアーカイブ化を行い…

荒井英治郎編『教育政策オーラル・ヒストリー 菱村 幸彦(元文部省初等中等教育局長)』(日本学術振興会 科学研究費助成事業 成果報告書)信州大学,2015年3月

この度、平成24-26年度科学研究費助成(学術研究助成基金助成金)による研究・挑戦的萌芽研究「「文書記録」と「口述記録」のアーカイブ化を通じた教育政策研究の再構築に関する研究」の成果の一部として、「教育政策情報」の体系的整理とアーカイブ化を行い…

荒井英治郎編『戦後教育行政資料目録』(日本学術振興会 科学研究費助成事業 成果報告書)信州大学,2015年3月

荒井英治郎編『戦後教育行政資料目録』(日本学術振興会 科学研究費助成事業 成果報告書)信州大学,2015年3月 この度、平成24-26年度科学研究費助成(学術研究助成基金助成金)による研究・挑戦的萌芽研究 「「文書記録」と「口述記録」のアーカイブ化を通…

【解説】荒井英治郎「教育内容、学力問題・教育調査(管理職の基礎知識 教育キーワード解説⑧)」『別冊教職研修 学校管理職合格セミナー』2015年4月号,教育開発研究所,2015年

【解説】荒井英治郎「教育内容、学力問題・教育調査(管理職の基礎知識 教育キーワード解説⑧)」『別冊教職研修 学校管理職合格セミナー』2015年4月号,教育開発研究所,2015年 連載させていただいているキーワード解説の第8回です。 第8回は、「教育内容、…

【編集】伊藤良高他編『ポケット教育小六法〈2015年版〉』晃洋書房,2015年

【編集】伊藤良高他編『ポケット教育小六法〈2015年版〉』晃洋書房,2015年 ご紹介が遅れましたが、微力ながら編集委員として編集のお手伝いさせていただいている『ポケット教育小六法』の2015年版が刊行されました。 ポケッタブルでかつ、リーズナブルなも…

【報告書】信州大学免許更新支援センター『文部科学省委託事業「平成26年度免許更新制高度化のための調査研究事業」報告書』平成27年3月

文科省から委託を受けた事業の報告書が完成しましたので、ご報告します。 今回所属先が文科省から委託を受けたのは、教員免許更新制の需要把握及び効果検証に関する調査研究事業の(2)平成26年度の免許状更新講習の場を活用した需要調査・分析事業と、Ⅱ.…

【解説】荒井英治郎「私立学校編 事項別解説(私学行政制度・学校法人制度・私学振興)」若井彌一監修(河野和清・高見茂・結城忠編)『必携教職六法(2016年度版)』協同出版,2015年

【解説】荒井英治郎「私立学校編 事項別解説(私学行政制度・学校法人制度・私学振興)」若井彌一監修(河野和清・高見茂・結城忠編)『必携教職六法(2016年度版)』協同出版,2015年 引っ越しの関係で、報告が遅れましたが、昨年に引き続き『必携教職六法…

【いただきもの】伊藤良高(2015)『幼児教育行政学』晃洋書房

【いただきもの】伊藤良高(2015)『幼児教育行政学』晃洋書房 熊本学園大学の伊藤良高先生から送っていただきました。 近年の認定こども園法の一部改正に伴って、2015年4月以降は、幼保連携型認定こども園も学校教育・保育を提供する「法律に定める学校」と…

【編著】伊藤良高・大津尚志・永野典詞・荒井英治郎編『教育と法のフロンティア』(晃洋書房)

【編著】伊藤良高・大津尚志・永野典詞・荒井英治郎編『教育と法のフロンティア』(晃洋書房) 「教育」と「法」との関係にアプローチする本がこのたび刊行される運びとなりました。刊行日は2015年4月10日ですが、アマゾン等でも掲載されているようなので、…

【講演録】荒井英治郎「日本の教育の“今”を見つめ直す―教員の働き方と教育政策の動向」(菅平夏季大学講演要旨)『上小教育』第58号,2015年3月

【講演録】荒井英治郎「日本の教育の“今”を見つめ直す―教員の働き方と教育政策の動向」(菅平夏季大学講演要旨)『上小教育』第58号,2015年3月 昨年夏に菅平夏季大学にて講演させていただいたのですが、 このたびその内容が講演録として刊行されました。 2…

【解説】荒井英治郎「児童・生徒指導(管理職の基礎知識 教育キーワード解説⑦)」『別冊教職研修 学校管理職合格セミナー』2015年3月号,教育開発研究所,2015年

【解説】荒井英治郎「児童・生徒指導(管理職の基礎知識 教育キーワード解説⑦)」『別冊教職研修 学校管理職合格セミナー』2015年3月号,教育開発研究所,2015年 連載させていただいているキーワード解説の第7回です。 第7回は、「児童・生徒指導」というこ…

【書評】荒井英治郎「今津孝次郎『学校と暴力』」『月刊高校教育』2015年3月号,学事出版

【書評】荒井英治郎「今津孝次郎『学校と暴力』」『月刊高校教育』2015年3月号,学事出版 『月刊高校教育』(学事出版)誌上に、書評を執筆させていただきました。 悲しいことに、学校暴力(いじめ・体罰)の報道は枚挙に遑ありませんが、「俗っぽい日本文化…

【解説】荒井英治郎「地域・保護者(管理職の基礎知識 教育キーワード解説⑥)」『別冊教職研修 学校管理職合格セミナー』2015年2月号,教育開発研究所,2015年

【解説】荒井英治郎「地域・保護者(管理職の基礎知識 教育キーワード解説⑥)」『別冊教職研修 学校管理職合格セミナー』2015年2月号,教育開発研究所,2015年 月をまたいでしまいましたが、連載させていただいている解説の第6回です。 第6回は、「地域・保…

【解説】荒井英治郎「学校組織・運営②(管理職の基礎知識 教育キーワード解説⑤)」『別冊教職研修 学校管理職合格セミナー』2015年1月号,教育開発研究所,2015年,54-57頁

【解説】荒井英治郎「学校組織・運営②(管理職の基礎知識 教育キーワード解説⑤)」『別冊教職研修 学校管理職合格セミナー』2015年1月号,教育開発研究所,2015年,54-57頁 連載させていただいている解説の第5回です。 第5回は、「学校組織・運営②」というこ…

2015年もどうぞよろしくお願いいたします。

明けましておめでとうございます。2014年も大変お世話になりました。 年末年始は、家族と共に過ごし、充電完了しました。本日から事実上の仕事始めです。 今年大切にしていきたいキーワードは、 「consideration」 に決めました。 色々と意味はあるかと思い…