信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

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【講演&講評】「プレゼンテーション入門─何のために、誰に、何を、どのように伝えるのか?」@、松本県ケ丘高等学校の探究科「課題探究発表会」

【講演&講評】「プレゼンテーション入門─何のために、誰に、何を、どのように伝えるのか?」@、松本県ケ丘高等学校の探究科「課題探究発表会」

 

2020年12月5日に開催された松本県ケ丘高等学校の探究科「課題探究発表会」(@あがたの森文化会館)にて、「プレゼンテーション入門ー何のために、誰に、何を、どのように伝えるのか?─」と題した講演をさせていただきました。

 

 

発表直前の話題提供という位置づけでしたので、探究的な学びから何が得られるのか、探究における各段階においてどのような感情の変化が生じるのかという話から、「伝える」ということに関する①ロゴス(論理性)、②パトス(情熱・感情訴求)、③エートス(信頼性)にまつわるお話をさせていただきました。

 

 

本日で、探究学習は「一区切り」のようですが、探究それ自体は生涯続くものです。

 

イリヤ・カバコフとエミリア・カバコフが『プロジェクト宮殿』(国書刊行会,2009年)が、「人間らしい価値のある人生を送る唯一の手段とは、自分のプロジェクトをもつことであり、それを考えだして実現しようとすることなのだ」と述べているように、生涯探究者として引き続き充実した高校生活を送ってもらいたいと切に願っています。

 

貴重な機会をどうもありがとうございました。