信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

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【講演】「『探究学習』の評価と向き合う」@長野県松本県ケ丘高等学校

【講演】「『探究学習』の評価と向き合う」@長野県松本県ケ丘高等学校

 

2022年2月18日、松本県ケ丘高等学校の職員会の場で「「探究学習」の評価と向き合う」と題した講演をオンラインで実施いたしました。

 

限られた時間ではありましたが、主にお話しさせていただいたポイントは、以下の通りです。

 

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・何のための評価か
・評価の可視化と言語化
・評価を通じて何を把握し、何を支援するのか
・習熟度・理解度・到達度の概念整理
・評価の適切さの指標(信頼性、妥当性、効率性、公平性)
・教育評価の概念整理(診断的評価、形成的評価、総括的評価)
・「目標に準拠した評価」とは何か
・「真性の評価論」と「逆向き設計論」が問いかけるもの
・目標に対応した評価方法の選択肢
・効果的なフィードバックの条件
・「知の構造」と評価方法・評価基準の対応
・「パフォーマンス課題」の魅力と魔力
・観点別評価(知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体的に学習に取り組む態度)と指導要録
・「見通し」と「振り返り」
・「カリキュラムオーバーロード」と「評価疲れ」のリスク
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いよいよ2022年4月からは高校でも学習指導要領が本格実施となります。各学校でも「評価」を含め検討が進められていることと思いますが、子どもの資質・能力の育成をどのようにカリキュラム全体を通じて支援していくか、問われているのだと思います。

 

貴重な機会をどうもありがとうございました。