【プレスリリース】「 信州大学松本キャンパス大学生活アンケート2020」 の結果について
今年度も、昨年度に引き続き、 松本キャンパスで大学生活を送っている信州大学生を対象としたア ンケート調査として「 信州大学松本キャンパス大学生活アンケート2020」 を行いました( 私が顧問を務めている学生団体CHANGEとの共同調査となりま す)。
当該アンケートでは、次のような結果が得られました。ご関心のある方は、お気軽にお問い合わせください。
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「信州大学松本キャンパス大学生活アンケート2020」 の結果について
【大学生活】
・勉強の項目では、学生の多くは普段はあまり勉強しないが、 試験期間になると途端に勉強することが分かる。
・勉強する時間帯は、「授業が終わる18時以降」が多い。
・また、勉強の場所に関しては、自宅、 大学図書館でする割合が高い。
・食料品を購入する場所は、自宅周辺が多く、 主な移動手段は自転車であることが分かる。
・普段の昼食は学食、夕食は自宅で食べる回答者が多い。
【松本の交通面に対する評価】
・駅前に行く交通手段は自転車と答えた回答者が多く、 バスを利用している回答者は少ない。
・大学周辺の道路については、「道が狭い」、「舗装状態が悪い」 、「混雑」との回答が多い。
【大学生の余暇の過ごし方】
・「余暇」の過ごし方としては、睡眠やゲーム等をして、 自宅で一人で過ごす回答者が多い。
・松本市の文化施設の中で、学生の多くが「松本城」 には行ったことがある。
・10%程度の回答者はいずれの施設にも行ったことがない。
・大学周辺に欲しい施設の項目では、 「カフェ」、「書店」、「ラウンド1」の回答が多い。
【松本の魅力】
・様々な政策分野(「環境」、「教育・子育て」、「文化」、「 芸術」、「産業」、「観光」、「食」、「交通」、「医療・福祉」 のうち、ほとんどの項目で「満足」、「やや満足」 と答えた回答者が多い反面、「交通」の項目では、約77% の回答者が「不満」、「やや不満」と回答している。
・松本市の「交通」面での評価(道が狭い、舗装状態が悪い、 混雑)は例年厳しい結果となっており、 松本での生活が1年に満たない学生にとっても課題視されている。
【松本の政治・行政】
・大学生の9割以上が、 松本市の政策について何も知らないと回答している。
・今後重視してほしい政策は、「交通」が約43.64% で最も多い。
・92%の回答者が住民票を松本に移しておらず、 構造的なものとなっている。
・若者の政治への関心を高めるための取り組みとしては、「 投票方法・場所の改善」、「若者向けの政策の充実」、 「既存の投票制度の改善」という回答が多い。
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今年の3月中旬には松本市では市長選を控えておりますが、 大学教育に携わる私としても、18歳選挙権・ 18歳成人年齢時代における主権者教育のあり方を教育内容ととも に条件整備の観点からも考えていかねばならないと感じています。
当該アンケートは2017年から継続実施しておりますので4年目 となりますが、引き続き、 若者の定点観測を続けて参りたいと思う所存です。