信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

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【調査報告】「信州大学松本キャンパス大学生活アンケート2019」の結果概要

このたび、信州大学生を対象としたアンケート調査として、「信州大学松本キャンパス大学生活アンケート」を、私が顧問を務めている「 信州大学地域参画プロジェクトCHANGE」 とともに行いましたので、ご報告いたします。

 

当該アンケートでは、次のような結果が得られました。

 

まず、松本市の「交通」面での評価(道が狭い、舗装状態が悪い、 混雑)は例年厳しい結果となっており、 1年程度しか居住していない学生にとっても課題視されています。 他方、その他の政策分野(環境、教育・子育て、文化など) に関しては総じて満足度が高い結果となっています。

 

また、 松本市の政策に対する認知度の低さは引き続き課題であるほか、 選挙関係では、住民票の手続きをしている学生は少なく、 構造的なものとなっています。従って、「投票方法・場所の改善」 「既存の投票制度の改善」「若者向けの政策の充実」 といった取り組みが要望されています。

 

地方統一選挙や参議院選を控えていますが、18歳選挙権時代、 18歳成人年齢時代において主権者教育のあり方を改めて考えてい かねばならないと感じました。

 

今回のアンケートは、2017年、 2018年に続き3年目のものとなりますが、引き続き、 この種のアンケートを行いまして、若者の定点観測、大学生の「 生態」分析ををして参りたいと思っております。

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具体的なデータにご関心がある方は個別にお問い合わせください。