信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

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【プレスリリース】「信州大学松本キャンパス大学生活アンケート2024」の結果について

【プレスリリース】「信州大学松本キャンパス大学生活アンケート2024」の結果について


今年度も、昨年度に引き続き、松本キャンパスで大学生活を送っている信州大学生を対象としたアンケート調査として「信州大学松本キャンパス大学生活アンケート2024」を行いました(私が顧問を務めている学生団体CHANGEとの共同調査となります)。

取り急ぎ、アンケート結果を取りまとめましたので、ご報告いたします。


当該アンケートでは、次のような結果が得られました。

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信州大学松本キャンパス大学生活アンケート2024」の結果について

【生活面】
・勉強の項目では、学生の多くは普段はあまり勉強しないが、試験期間になると途端に勉強することが分かる。
・普段勉強する時間帯は「21時から24時」が多い。
・普段勉強する場所は「自宅」が多い。
・勉強場所を選ぶ基準として、「静か」「長時間利用できる」「お金がかからない」という理由が多い。
・買い物に行くための移動手段は、主に「自転車」が多い。
・昼食は「学食」、夕食は「自宅」で食べる割合が高い。

【交通面】
・回答者の約8割が自分用の自転車を所有している。
・駅前に行く交通手段は「自転車」と答えた回答者が多く、続いて「バス」を利用する回答者が多い。
・大学周辺の道路については「道が狭い」、「舗装状態が悪い」、「混雑している」との回答が多い。

【余暇】
・「余暇」の過ごし方として、「睡眠」「ゲーム」「ネットサーフィン」等など、自宅で一人で過ごす回答が多い。
松本市文化施設の中で、回答者の多くが「松本城」に行ったことがある。
・大学周辺に欲しい施設の項目では、 「カフェ」を希望する回答者が多い。

【魅力】
・ほとんどの項目(「環境」、「教育・子育て」、「文化」、「芸術」、「産業」、「観光」、「食」、「交通」、「医療・福祉」)で「満足」、「やや満足」と答えた回答者が多い。
・「交通」の項目では、約8割の回答者が「不満」、「やや不満」と回答している。

【政治・行政】
・回答者の約85%が、松本市の政策について「知っていることはない」と回答している。
・今後重視してほしい政策は、「交通」が最も多く、次に「教育・子育て」に関する政策である。
・回答者の2割が、松本市に住民票を移動している。
・若者の政治への関心を高めるための取り組みとしては、「若者向けの政策の充実」、 「投票方法・場所の改善」、 「既存の投票制度の改善」という回答が多い。

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当該アンケートは2017年から継続実施しておりますが、引き続き、若者の定点観測を続けて参りたいと思う所存です。引き続きよろしくお願いいたします。

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https://kyoushoku.shinshu-u.ac.jp/arai/wp-content/uploads/2024/02/240224信州大学松本キャンパス大学生活アンケート.pdf

過去のアンケート結果は以下もご参照ください。
https://kyoushoku.shinshu-u.ac.jp/arai/social/アンケート/
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