信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室に関するブログです。

【情報提供】「信州大学松本キャンパス大学生活アンケート2022」(調査主体:信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室×学生団体CHANGE)

【情報提供】「信州大学松本キャンパス大学生活アンケート2022」(調査主体:信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室×学生団体CHANGE)

 

松本キャンパスで大学生活を送っている信州大学生を対象としたアンケート調査として「信州大学松本キャンパス大学生活アンケート2022」を行いました(私が顧問を務めている学生団体CHANGEとの共同調査となります)。

 

取り急ぎ、アンケート結果を取りまとめましたので、ご関心のある方は以下からダウンロードください。


https://kyoushoku.shinshu-u.ac.jp/arai/wp-content/uploads/2022/02/220214信州大学松本キャンパス大学生活アンケート.pdf

 

過去のアンケート結果は以下もご参照ください。
https://kyoushoku.shinshu-u.ac.jp/arai/social/アンケート/

 

当該アンケートでは、次のような結果が得られました。


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信州大学松本キャンパス大学生活アンケート2022」の結果について

【生活面】
・回答者の多くは、「自宅」で勉強している。
・回答者にとって、利用施設は「自宅周辺」であることが多い。

【交通面】
・回答者の過半数は日常的には「バス」を利用しておらず、主な移動手段は「自転車」となっている。
・回答者の約9割が松本市の道路状況に対する不満を持っている。
(「道が狭い」、 「舗装状態が悪い」 、 「混雑している」 など)

【余暇】
・自宅において、自分一人で余暇を過ごし、「ゲーム」「ネットサーフィン」「睡眠」等をしている回答者が多い。
・回答者の多くが市内文化施設の中で「松本城」には行ったことがある。
・外出先として過半数が「イオンモール」を訪れており、大学周辺に欲しい施設の項目では、 「カフェ」、「書店」、「スポーツ施設」を希望する回答者が多い。

松本市の魅力】
・回答者は「交通」に関して不満に思っているが、その他の項目(環境、教育・子育て、文化、芸術、産業、観光、食、医療・福祉)に関しては概ね松本市に満足している。

【政治・行政】
・ 回答者の約9割が、松本市の政策について「知っていることはない」と回答している。
・今後重視してほしい政策は、「交通」が最も多く、次に「教育・子育て」に関する政策と続いている。
・約9割の回答者が住民票を松本市に移動していない。
・次の選挙での投票意向を持つ学生は、約5割となっている。
・若者の政治への関心を高めるための取り組みとしては、「若者向けの政策の充実」、 「投票方法・場所の改善」、 「既存の投票制度の改善」という回答が多い。

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2022年4月以降は「18歳選挙権時代」に続く形で、約140年ぶりに「成年」の定義が見直され「18歳成人年齢時代」に突入します。若者と触れ合う機会が多い私としても、主権者教育のあり方を抜本的に見直していかなくてはならないと考えているところです。

 

当該アンケートは2017年から継続実施しておりますが、引き続き、若者の定点観測を続けて参りたいと思う所存です。