【ご報告】学校における働き方改革専門家加藤による検討会議 座長
このたび、長野県教育委員会で「令和4年度学校現場における業務改善加速事業」の専門家等による検討会議が開催されまして、座長を拝命しました。
今回は、東京大学名誉教授の小川正人先生、独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所化学物質情報管理研究センター化学物質情報管理部の山本健也先生にもご協力いただき、特に学校における労働安全衛生管理体制の整備とメンタルヘルス対策の充実のあり方について検討していくことになります。
こちらは、2021年2月に策定された「学校における働き方改革推進のための方策」の（3）ワーク・エンゲイジメントの高い職場づくりとワーク・ライフ・バランスの実現の位置づく項目の一つとなっており、①量的な観点（すべての教職員の在校等時間を客観的な方法により年間を通して把握し、時間外在校等時間の縮減（原則年360時間以内及び月45時間以内）のための取組を推進していくこと）だけでなく、②質的な観点（長野県の教職員一人ひとりが心身の健康を保ちながら、生き生きとやりがいを感じて豊かな教職生活を送ることができ、学校内外での学びや自己研鑽、豊かな生活経験を通じて、教職員としての専門性や創造性を高め、子どもたちへの質の高い教育を実現していくこと）を踏まえた検討事項となっています。
https://www.pref.nagano.lg.jp/.../documents/housaku.pdf
どのように学校教職員がメンタルヘルスを良好に保ちながら、自身の仕事に誇りを持ち、活き活きと働くことができる環境を整備していくことができるか。「働きがいがあって、働きやすい職場」の実現に向けて尽力してまいりたいと思います。
