信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

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【講演】「次期栃木県教育大綱の骨子を考える」@ミライsummit in とちぎ

【講演】「次期栃木県教育大綱の骨子を考える」@ミライsummit in とちぎ

 

9月20日に栃木県教育委員を勤められている工藤敬子さんにお声掛けいただき、教育ビジョンに関するお話をさせていただきました。

 

以下がお示しした20の論点です。

 

①「教育大綱」と「教育振興基本計画」
②重点戦略との関係(とちぎ元気発信プラン)
③隣接分野計画との関係(「栃木県生涯学習推進計画五期計画」、「栃木県スポーツ推進計画2020」など)
④事務局の所在(首長部局、教委)
⑤審議体の性格(審議会、懇談会)
⑥審議の回数
⑦委員の属性(教育委員、審議会委員)
⑧委員の選出(指定席、公募枠、子どもと大人など)
⑨構成(基本理念、3つの基本目標、15の基本施策、5つの基本施策推進のための教育環境づくりなど)
⑩議論の範囲(総論、各論など)
⑪施策の優先順位(重点目標など)
⑫施策の範囲(就学前教育、義務・高校教育、高等教育、横断テーマなど)
⑬タイムスパンの是非(5年、10年など)
⑭推進指標の是非(PDCA、KPI)
⑮議論の仕方(部会方式、フォーラム方式、ワークショップ方式)
⑯議論の「見える化」の工夫(公開、中継、グラレコ)
⑰議会との関係
パブコメのフィードバック
⑲全体のバランスと県としての独自性
⑳広報(プロセスの「見える化」、HP、SNSリーフレットなど)

コロナ禍において改めて教育ビジョンの如何(内容、手法、決め方)が問われています。ご参考になればと思っております。

貴重な機会をどうもありがとうございました。