信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

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【コーディネーター】学校現場における業務改善加速事業「大町市から考える教職員の働き方改革シンポジウム」

3月19日に開催されました学校現場における業務改善加速事業「大町市から考える教職員の働き方改革シンポジウム」において、クロストークリレーのコーディネーターを務めさせていただきました。

 

本年度、大町市教育委員会では、文部科学省の「学校における業務改善加速事業」を受託した長野県教育委員会からの再委託を受け、モデル市町村としてこの事業に取り組んできましたが、『本気で』『出来ることから』『大胆に』をキーワードに学校現場の業務改善の取組を進めてきました。

 

今回のシンポジウムは、主催が大町市教育委員会、共催が長野県教育委員会大町市PTA連合会ということで、
1 基調講演
2 クロストークリレー
3 ポスターセッション
4 校務支援システムの展示ブースの設置
の4つの企画が用意されました。

 

「基調講演」では、NPO法人まちと学校のみらい理事 妹尾昌俊さんに「『先生が忙しすぎる』をあきらめない」というテーマで講演をいただきました。

妹尾さんの「問い」は、まさに前提を疑うもので、参加者の胸にストレートに投げかけるものでした。

 

また後半のクロストークリレーでは、「共に考え、創る教育の新しいカタチ」と題して、妹尾さんの他に、保護者代表、学校代表、教育行政代表の方々にご登壇いただきました。

 

今年度は、長野県教育委員会の長野県小中学校業務改善推進協議会座長や大町市業務改善検討指導者としてお手伝いさせていただきましたが、教職員の働き方改革はまだスタートを切ったにすぎません。

 

引き続き、改めて、教職員の「贅肉」を落とし、かつ、「筋肉」をつけていく試みに、尽力して行きたいと思っています。