信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室に関するブログです。

【研修】「子どもの「育ち」と「学び」を軸としたカリキュラムマネジメントと学校改革 」@松本市教育文化センター

【研修】「子どもの「育ち」と「学び」を軸としたカリキュラムマネジメントと学校改革 」@松本市教育文化センター

 

2023年12月18日、カリキュラムマネジメント研修を松本市教育文化センターにて対面で実施させていただきました。こちらのカリマネ研修は年間3回の連続講座となっておりまして、今回は最終回でした。

 

私から、以下のような問いから、カリマネの中でも、「デザイン」よりも「マネジメント」の観点でお話をさせていただきました。

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・グランドデザイン(学校教育目標)は、「子どもの実態」→「育てたい子どもの姿」からきちんと導き出されたものになっているか。
・「育てたい子ども像」と「資質・能力」は同じものか。
・その資質・能力は、「個人」の持ち物か?「関係性」から育まれるものか?
・「育てたい子ども像」(子どもの育ちと学び)は、教員集団の「思い・願い先行」「おしつけ」「ひとりよがり」になっていないか。
・「子どもの実態」を踏まえた上で、示される「育てたい子どもの姿」は、同僚・家庭・地域と共有できているか?
・「グランドデザイン」(学校教育目標)を実現していくために、どのような「カリキュラム」に力点を置いた教育活動を展開しているか?
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カリマネの実践過程が、学校改革の過程と連なり、その過程を経験値とすることで、ミドルリーダーの力量形成につながればと思っております。

貴重な機会をどうもありがとうございました。