信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

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【研修】「学校組織とマネジメント」@富山県小・中学校及び県立学校教頭研修会(初任)

【研修】「学校組織とマネジメント」@富山県小・中学校及び県立学校教頭研修会(初任)

 

2021年6月23日、24日と2日間にわたって、富山県の管理職の初任教頭(約80名)を対象にオンラインで「学校組織とマネジメント」に関する研修をさせていただきました。

 

主な「メニュー」と「問い」は、以下の通りです。

 

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1「現代日本の教育課題」
Q:本当に問題・課題か?
Q:誰にとっての、どのような意味での問題・課題か?

 

 

2「現代日本の教育政策の動向」 
Q:戦後改革以降の教育政策のマクロトレンドをどのように理解すべきか?
Q:学校組織マネジメントにおける「ミッション」「ビジョン」「ストラテジー」の関係をどのように理解すべきか?

 

 

3「スクール・コンプライアンスの理解」 
Q:「コンプライアンス」とは何か?
Q:学校における「結果責任」と「説明責任」とは何か?
Q:「非違行為」とは何か?
Q:「リスク・マネジメント」「クライシス・マネジメント」「ナレッジ・マネジメント」の関係をどのように理解すべきか?
Q:「学校安全」と関わる教育裁判例をどのように受け止めるか?
Q:「危機に強い学校」とは何か?

 

 

4「学校の働き方改革の推進」
Q:何のための働き方改革か?
Q:何から着手し、どのように推進していくべきか?

 

 

5「ケース・メソッドの実践」
Q:意思決定の根拠は何か?
Q:意思決定の根拠を、どのように伝えるか?

6「学校ビジョンと学校改善」
Q:教職員は、何で動くのか?
Q:管理職の仕事とは、何か?
Q:「よい学校」とは何か?

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人は「法律」では動かず、「言葉」で動きます。


学校関係者がもっともっと「言葉の力」にセンシティブであられることを切に願っています。

 

2日間連続、フルオンラインは私にとっても初経験でしたが、先生方のご協力のおかげもあって、なんとか乗り切ることができました。本当にお疲れ様でした。