信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室に関するブログです。

【編集】教育フロンティア研究会編『ポケット教育小六法( 2020年版)』(分担執筆)晃洋書房,2020年4月。

【編集】教育フロンティア研究会編『ポケット教育小六法( 2020年版)』(分担執筆)晃洋書房,2020年4月。

 

編集委員を拝命している『ポケット教育小六法』 の2020年版が刊行されました。

 

昨年版から表紙デザインが一新されましたが、 すっきりした印象となっています。


おそらく日本で最もコンパクトなサイズの教育六法で、ポケットにも、お財布にも、優しいかと存じいます。


ご関心のある方は、ぜひ手に取ってみてください。

 

以下は、出版社のURLです。

http://www.koyoshobo.co.jp/ book/b505140.html

 

【キーワード解説】高見茂監修『必携教職六法(2021年度版)』協同出版,2020年。

【キーワード解説】高見茂監修『必携教職六法(2021年度版)』協同出版,2020年。

ご報告が遅れましたが、2020年度版に引き続きまして、『必携教職六法』の中のキーワード解説のカテゴリー((私学行政」、「学校法人制度」、「私学振興」)を執筆をさせていただきました。

僅かではありますが、出版社から謹呈いただいております。
まだ残部がありますので、ご入用の方は、荒井までご連絡ください。おすそ分けさせていただきます。

 

 

 

必携教職六法〈2021年度版〉

必携教職六法〈2021年度版〉

  • 発売日: 2020/01/01
  • メディア: 単行本
 

 

栃木県業務改善推進者研修

本日は、栃木県総合教育センターで開催された「 業務改善推進者研修」の実践報告会を傍聴させていただきました。


栃木県は、先生の幸せ研究所(代表:澤田真由美さん) のアドバイスのもと、県内20校(小学校7校、中学校7校、 高等学校4校、特別支援学校2)をモデル校として指定し、 各モデル校の業務改善の中核となる職員(ミドルリーダー等) に対して継続的に合計5回の研修を実施し、 業務改善の取り組みを支援するという方法を採用しているようです 。今回が第6回目、最終回です。


個人的には、取り組んだ内容だけでなく、発表者が「 自分自身が業務改善を通じて学んだこと」 を話されていることが印象的でした。


一口に学校と言えども、学校は多様です。
豊富な事例から多くを学ばさせていただきましたが、
各学校において「効き」は異なりますが、 どのような取り組みが最大公約数としてミニマムといえるか、 考えていきたいと思っています。貴重な機会を、 どうもありがとうございました。


「時間予算ワークショップ」、 参考にさせていただこうと思います。


以下、報告されていた20校分の取り組み例です(長文)。


------------------------------ ---------
●小学校
・職員会議での説明時間の自己申告制、ペーパーレス会議の導入
・毎週月曜日の放課後子ども教室の終了時奥の繰り上げ
・ PTA運営委員会の事前会議の実施場所を校内の会議室から地域の 公民館へ変更
・次年度に向けた見直し(運動会の短縮化、 夏季休業中のプール開放、家庭訪問を「家庭確認」に変更、 正門前の登校指導をPTAに移管)


●小学校
・業務改善=学校行事等の見直し、働き方の見直し、 教育委員会との働き方ワークショップの実施
・意識改革=職員による働き方の紹介( 職員一人一人にアンケートを実施)


●小学校
・業務の役割分担、実施時期の見直し( 給食の配膳指導は担任以外が実施、下校指導の当番制の導入、 月1回の安全点検を昼休みに実施)
・業務の簡素化(週案の反省欄の自由記入化、 コメントを記入する掲示物、作品等の明確化、 職員用PCの管理方法の見直し)
・週2日の「午前中5時間授業」の計画


●小学校
・「働き方改革推進委員会」「業務改善プロジェクト」 の校務分掌への位置づけ
・「業務改善アイデアカード」 等によるボトムアップ方式の働き方改革の推進
・学校行事(運動会、家庭訪問、宿泊学習等)や学校運営( 通信票、日課、朝の活動、打ち合わせ等)、一般業務(学校日誌、 復命書、電話対応時間等)に関する改善を行い、 より効率的な業務になるよう検証を実施

 


●小学校
・業務の効率化(サーバー内のフォルダ・ファイルの整理、 少し離れた事務室にあったFAX複合機を職員室に移動、 特別教室の鍵の管理方法の見直し、学年集金(共同購入費) 等の口座振替の準備
・業務の簡素化(個人懇談を希望制に変更、 週案の反省欄への記入を廃止)
・意識改革(月に1回の「セルフ定時退勤日チャレンジ( 各自が設定)」の導入、ワークショップの実施〜 時間を生み出す話し合い)

 


●小学校
・業務改善プロジェクトチームの立ち上げ
・業務の簡素化・効率化(ちらし配布、 朝の打ち合わせの時間短縮、管理当番の業務、作品・ 掲示物へのコメント記入、通知表、職員会議の時間短縮、週案)
・次年度に向けた見直し(家庭訪問、学校公開、授業参観、遠足、 学校文集)
・全教職員で「仕事時間の記録」を実施。 1学期と2学期の結果を比較し検証


●小学校
・朝の打ち合わせ用紙への事前記入
・共有フォルダの整理
・月ごとの出退勤のデータをプリントして教職員に配布
・自己申告制の定時退勤日(月1回)の実施
・職員室のペーパーレス化の推進( 連絡程度のものは掲示板への掲示のみ)
・改善意見ボードの設置


●中学校
・働き方の改革推進委員会の立ち上げ
・職位会議を1時間程度に短縮(資料印刷は事務部に依頼、 事前配布)
・朝の打ち合わせを週2回に短縮(PC掲示板の活用)
・電話対応の徹底(19時以降は電話をかけない、取らない)
・週案、副名所の記入を簡略化(反省記入は任意)
日課の変更(全体を10分繰り上げ、4- 9月の下校時刻を最長で18時まで)
・行事の変更(2年生の立志記念行事、スキー合宿を廃止)
・家庭確認(家庭訪問)なくし、夏休みに保護者懇談を行う


●中学校
・夏季休業中のプール当番廃止(体育の課題を出さず、 部活動単位でプールを使用)
・職員会議の見直し(協議と連絡の明確化、資料の事前配布、 説明時間の短縮)
・共有フォルダへのデータ保存の徹底(データの共有化)
・部活動の適切な運営
・ICT支援員の有効活用(「ICTサポート連絡票」 への事前記入)
・定時退勤日(毎週水曜日18時)の設定
・PTA組織の見直し


●中学校
・構内研修の実施(個人で普段意識していること、 業務の中での愚痴、不都合なこと、 全体として時間対効果が低いものを色分けして付箋に書き、共有)
・会議・研修のスリム化を図るためのアイデアを出し合い、 運営委員会で検討
・時間予算ワークショップの実施
・物の配置や教員の動きの見直し


●中学校
働き方改革推進委員会の設置
・外部からの作品募集、コンクール参加依頼を洗い出し、 必須のものを明確化
・定時退勤日(毎週水曜18時)の設定
・「帰ろう」の声かけの実施
・月1回、校内行事のない水曜日の設定
・部活動平日2時間の活動の厳守
・自分の担当教室の戸締りは責任をもって行うことの徹底( 日直への配慮)


●中学校
・「働き方改革2019」(目標:時間外労働月60時間以内) の作成、周知
・意識改革(Society5.0について知る、 総務省HPオフィス改革の取組参照、職員室の机上・机中・机下・ パソコンないの整理整頓、報・連・相から相・報・連へ)
・ICTの利活用(校務用パソコン・ スマホを活用した会議の実施、急な指示事項、情報共有における「 +メッセージ」の有効活用、授業でのICTの利活用を推進)

 


●中学校
・行事・業務の精選(部活動やクラスマッチの朝練習の廃止、 運動会の種目を一部削減、部活動の練習日の削減)
・構内研修でのアイデアの実行(登下校指導の当番制、 週案の反省欄記入を任意に)
・PTA活動の精選(夏季休業中の町内懇談会を来年度から廃止、 長期休業中の全保護者による巡視活動を冬季休業から廃止、 1月中旬のPTA新年会を今年度から廃止)

 


●高等学校
働き方改革推進委員会( 企画調整委員会メンバーで構成した25名)の設置
・状況、課題等を把握するための職員アンケートの実施( 働き方改革推進委員会で整理、共通理解、 次年度に改善できるものの洗い出し)
・打ち合わせや会議の進行についての見直し( 朝の打ち合わせで板書してある連絡事項は読み上げない、 職員会議においても連絡事項については、 極力説明を省略し簡素化)


●高等学校
働き方改革推進委員会(構成員は企画委員会)の設置
・下部組織(若手中心のWG)の設置(調査書発行の簡略化、 Classiと白ノートの使い分け、 TeamsやSharepoint掲示板の有効活用、 会議資料等の電子化、定期テスト期間中の休暇取得推進、 働き方改革アンケートの研究開発)

 


●高等学校
・自己評価シートの実施
・文書決裁の省力(自動)化( 教務主任の箱に文書を入れれば第1教頭まで自動的に決裁→ 個人のレターケースに戻された文書を校長、事務長に持参する)
・職員会議での報告事項の簡略化
・働き方推進委員会の設置、委員会からの提案、各部で検討

 


●高等学校
・全職員に業務改善アンケートを実施、 アンケート結果を職員の掲示
・「働き方改革プロジェクト」(校長・教頭・事務長・主幹・ 教務主任・各部部長・各学年主任・組合分会長)において、 アンケート項目ごとに検討する担当部署を決定
・各部署で検討した結果を「働き方改革プロジェクト」で検討
・行事等の廃止、変更、追加などの方針を2月中に決定する予定

 


●特別支援学校
・働き方検討委員会の設置、業務改善に向けてのアイデアの共有、 検討
・昼食(給食)時間や校内実習時の担当者の調整
・文書形式の簡略化(家庭訪問や進路関係の報告書はA4、 1枚箇条書き、研修許可願・研修報告書(各1枚) は両面1枚に収まる様式に変更)
・長期休業中の勤務計画を紙媒体からパソコン入力に変更

 


●特別支援学校
・校内実態調査を実施、業務改善案を募集
・会議等の見直し(協議は全員、連絡は学部ごと、 1時間を超過したら原因を記録)
・業務の簡素化・効率化(朝の打ち合わせを週2回から1回へ、 家庭訪問は次年度から夏季休業中に、 教室掲示分の各種たよりは未配布、教職員の結核検診は午後)
・小・ 中学校運動部の見直しに向けたプロジェクトチームの立ち上げ
------------------------------ ---------

【プレスリリース】「 信州大学松本キャンパス大学生活アンケート2020」 の結果について

【プレスリリース】「 信州大学松本キャンパス大学生活アンケート2020」 の結果について


今年度も、昨年度に引き続き、 松本キャンパスで大学生活を送っている信州大学生を対象としたア ンケート調査として「 信州大学松本キャンパス大学生活アンケート2020」 を行いました( 私が顧問を務めている学生団体CHANGEとの共同調査となりま す)。

 

当該アンケートでは、次のような結果が得られました。ご関心のある方は、お気軽にお問い合わせください。

------------------------------ -----
信州大学松本キャンパス大学生活アンケート2020」 の結果について

 

【大学生活】
・勉強の項目では、学生の多くは普段はあまり勉強しないが、 試験期間になると途端に勉強することが分かる。
・勉強する時間帯は、「授業が終わる18時以降」が多い。
・また、勉強の場所に関しては、自宅、 大学図書館でする割合が高い。
・食料品を購入する場所は、自宅周辺が多く、 主な移動手段は自転車であることが分かる。
・普段の昼食は学食、夕食は自宅で食べる回答者が多い。


【松本の交通面に対する評価】
・駅前に行く交通手段は自転車と答えた回答者が多く、 バスを利用している回答者は少ない。
・大学周辺の道路については、「道が狭い」、「舗装状態が悪い」 、「混雑」との回答が多い。


【大学生の余暇の過ごし方】
・「余暇」の過ごし方としては、睡眠やゲーム等をして、 自宅で一人で過ごす回答者が多い。
松本市文化施設の中で、学生の多くが「松本城」 には行ったことがある。
・10%程度の回答者はいずれの施設にも行ったことがない。
・大学周辺に欲しい施設の項目では、 「カフェ」、「書店」、「ラウンド1」の回答が多い。


【松本の魅力】
・様々な政策分野(「環境」、「教育・子育て」、「文化」、「 芸術」、「産業」、「観光」、「食」、「交通」、「医療・福祉」 のうち、ほとんどの項目で「満足」、「やや満足」 と答えた回答者が多い反面、「交通」の項目では、約77% の回答者が「不満」、「やや不満」と回答している。
松本市の「交通」面での評価(道が狭い、舗装状態が悪い、 混雑)は例年厳しい結果となっており、 松本での生活が1年に満たない学生にとっても課題視されている。

 

【松本の政治・行政】
・大学生の9割以上が、 松本市の政策について何も知らないと回答している。
・今後重視してほしい政策は、「交通」が約43.64% で最も多い。
・92%の回答者が住民票を松本に移しておらず、 構造的なものとなっている。
・若者の政治への関心を高めるための取り組みとしては、「 投票方法・場所の改善」、「若者向けの政策の充実」、 「既存の投票制度の改善」という回答が多い。
------------------------------ -----

 

今年の3月中旬には松本市では市長選を控えておりますが、 大学教育に携わる私としても、18歳選挙権・ 18歳成人年齢時代における主権者教育のあり方を教育内容ととも に条件整備の観点からも考えていかねばならないと感じています。


当該アンケートは2017年から継続実施しておりますので4年目 となりますが、引き続き、 若者の定点観測を続けて参りたいと思う所存です。

【書評】「高橋寛人『教育公務員特例法制定過程の研究― 占領下における教員身分保障制度改革構想』」『図書新聞』 2020年1月11日号,5面

【書評】「高橋寛人『教育公務員特例法制定過程の研究― 占領下における教員身分保障制度改革構想』」『図書新聞』 2020年1月11日号,5面


図書新聞』2020年1月11日号に高橋寛人先生の『 教育公務員特例法制定過程の研究』 の書評を執筆させていただきました。 貴重な機会をどうもありがとうございました。


 本書は、教育の専門性や教職の特性、戦前・ 戦中の学問の自由に対する侵害の反省を踏まえて、 国公私立学校全ての教員を対象とする身分保障制度を構築しようと した教員身分法案の構想が、 最終的には公務員法の特別法たる教育公務員特例法として公布され る過程を分析したものです。


 教員の身分保障のアイディアの変容過程は、隣接制度( 国家公務員法地方公務員法私立学校法教育委員会法など) の制度化の状況と、様々な関係者(文部省、 GHQ民間情報教育局(CIE)教育課、民政局(GS) 公務員課、法務局(LS)立法・司法課、 対日合衆国人事行政顧問団、教育刷新委員会、大学基準協会、 全国大学教授連合など)の利益・選好が複雑に絡み合う過程です。


教員身分法案(教育行政刷新要綱案→学校教育法要綱案→ 教員身分法案要綱案)→国立・公立学校教員法要綱案→ 教育公務員法要綱案→教育公務員の任免権等に関する法律案→ 教育公務員特例法といった名称の変遷は、 紆余曲折の過程を如実に示しています。


 教育(行政)の独自性・特殊性・ 専門性を前提視しない改革姿勢が先鋭化される今日において、 戦後改革期における芳醇な制度構想論議から得られる知見は少なく ありません。


歴史研究は、過去の清算にとどまるものでは決してなく、 新たな未来を展望する航海図を描く意義を有します。


ぜひご一読ください。

【話題提供】「現代日本の教育課題とは何か」@長野県次世代教育サミットin 松本2020

【話題提供】「現代日本の教育課題とは何か」@長野県次世代教育サミットin 松本2020


2020年1月13日松本市の信毎メディアガーデンで開催された 「長野県次世代教育サミットin松本2020」 に登壇させていただく機会を得ました。

 


当該サミットは、第1部は「Most Likely To Succeed」の上映会、第2部は「トークセッション」 という2部構成という流れでしたが、第2部の「 トークセッション」で「現代日本の教育課題とは何か」 というタイトルで話題提供させていただきました。

 


人口減少社会を始め「課題先進国」である日本が、 福祉国家の終焉、国家財政の悪化、知識基盤社会、 第4次産業革命を前提とするVUCA時代の到来をどのように受け 止めるべきか、日本型教育システム(学習指導・生徒指導・ 進路指導・部活動指導)のメリットを確認した上で、 以下のような課題について論点として挙げさせていただきました。


------------------------------ ---
△伝える( 判断根拠や理由を明確に示しながら自分の考えを述べる、 実験結果を分析して解釈・考察し、他者に説明したりする)
△学ぶ(自分の判断や行動)→楽しさ・意義、自分の人生、 社会づくり
特別支援教育の対象拡大(通常学級における発達障害6.5% 問題)
不登校児童生徒、義務教育未修了の学齢超過者等の就学保障( 夜間学級の制度化)
△外国由来の子どもへの対応(改正入管法の影響)
△子どもの貧困の社会問題化(家庭の経済事情→進学率、学力、 体験の豊かさ)
△HSCへの対応
△ICT利用時間の増加→視覚情報と言葉との結びつきの希薄化( 知覚情報の意味の吟味、文章の構造・内容を的確に捉え読み解く) 、スマホ依存のリスク
△受け身の読書→能動的読書(情報の理解から、 自分の考えの形成)
△自然体験活動・文化芸術体験活動への参加、運動する子/ しない子の二極化
------------------------------ ---

 


個人的には、個別の教育ニーズの把握と、 個に応じた指導をどう持続可能な「学び」 のシステムとして構築していけるか、
イノベーション(創造性)とセーフティ・ネット(社会的公正) の両立をどのように図るかが問われていると考えています。


「よい教育」とは、問題がない状態を意味しません。
「よい教育」とは、問題が完全に解決されていなくとも、児童・ 生徒・保護者・ 地域住民で成果と課題を共有し続けるプロセスを意味します。


教育実践の成果と課題を共有し、 フィードバックしていく一歩として、
学びの「プラットフォーム」 の構築に引き続き尽力したいと思っております。


ご足労いただきました参加者の皆様、お疲れ様でした。

 


なお、「Most Likely To Succeed」に関しては、以下をご参照ください。
http://www.futureedu.tokyo/ most-likely-to-succeed

 

【講演】「『探究学習』入門ー始め方・進め方・つまずき方・向き合い方ー」@篠ノ井高等学校

【講演】「『探究学習』入門ー始め方・進め方・つまずき方・向き合い方ー」@篠ノ井高等学校


本日は、篠ノ井高等学校からご依頼いただき、同校の1年生240名を対象に、「「探究学習」入門ー始め方・進め方・つまずき方・向き合い方ー」と題した講演をさせていただきました。

タイトルにありますように、「探究的な学び」は直線的なものではなく、えてして紆余曲折があり、そのプロセスでは平坦ではありません。では、そうした必然性をどのように捉えていくべきか、私なりに見取り図を示させていただきました。

一部参加型の仕掛けを組み入れてワークショップ的に進めてみましたが、
次の一歩につながればと思っております。