信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室に関するブログです。

【いただきもの】東原義訓「 我が国の小学校を対象とした教育の情報化の進展」『 教育とコンピュータ』第6巻第2号,一般社団法人情報処理学会, 2020年6月,1-15頁。

【いただきもの】東原義訓「 我が国の小学校を対象とした教育の情報化の進展」『 教育とコンピュータ』第6巻第2号,一般社団法人情報処理学会, 2020年6月,1-15頁。

 

東原義訓先生から、上記の論文をお送りいただきました。 ありがとうございます。


この50年間の「教育の情報化」 を巡るマクロトレンドが概括されており、 教育の情報化をめぐる政策過程研究を行う場合には不可欠な論点が 非常にコンパクトにまとめられていました。


特に、自分自身の専門(教育行政学)と結びつけた場合、 教育の情報化をめぐる「国庫補助金」と「地方交付税措置」 の制度利用の差異によって生じうる地域格差問題をどう考えたらよ いか、そして、今次の「呼び水」としての補正予算補助金( いわゆる、GIGAスクール構想)が与えるインパクトについて、 引き続き、注視していきたいという思いが強くなりました。
 また、整備先行論議についても、今年度末に10.5インチ、4. 5万円のタブレットが届いた後に生ずるであろう教員のICT活用 能力論議に対して、 各自治体ではどの程度現時点で想定した備えがなされつつあるのか 、 電子黒板等の時期の教訓を生かしていかなくてはならないと感じま した。問われています。


東原先生、貴重な機会をどうもありがとうございました。