今日は農学部で「生徒指導概論」の授業。
テーマは、「問題行動」です。
授業のストーリとしては、
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①問題行動の類型
②問題行動の要因
③問題行動への対応
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という3本柱で対応。
特に、
①問題行動の類型では、
「反社会的行動」として、
①虚言
②家出
③怠学
④盗み
⑤暴行・傷害
⑥たかり
⑦凶悪非行(強盗・強姦・殺人・放火)
⑧抑圧ー発散型非行
⑨薬物乱用
⑩性非行
を
「非社会的行動」として、
①神経性習癖
②緘黙症
③無気力症
④不登校
⑤自律神経失調症
⑥神経症
⑦心身症
⑧精神病
⑨自閉症
⑩自殺
をピックアップしました。
また、②問題行動の要因としては、
(1)心理・社会的関係
(2)パーソナリティ
(3)生活空間
という3つの観点からの説明を行いました。
とりあえず、生徒指導には、the one best approachなるものは存在しないということは理解していただけたのではないかと思います。
農学部授業は、本日で一区切りとなります。
【本日の一手】
- 作者: 橋本鉱市
- 出版社/メーカー: 玉川大学出版部
- 発売日: 2009/09
- メディア: 単行本
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ちょうど昨日の【本日の一手】でも紹介させていただきましたが、中央大学院大学の高橋哲先生から送っていただきました。どうもありがとうございます。
出版社のHPには、
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専門職大学院制度の発足や学士課程教育の延長に見られるように、日本の専門職教育は大きな転換期を迎えている。
本書は11の職種を取り上げ、省庁による国家資格合格者数の誘導、専門職団体の政治的戦略など、戦後日本の専門職養成を取りまく大学・国家・市場のパワーバランスとその変容を分析し、今後の専門職養成を展望する。
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との説明があります。
また目次は下記の通りです。
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はじめに
第一章 本書の分析枠組みと概要
第二章 医師――拡大と抑制の間で
第三章 法曹――拡大と抑制をめぐるポリティクス
第四章 大学教員――養成計画なき専門職
第五章 看護師――その自給自足的養成体制のゆくえ
第六章 教員――未完の計画養成
第七章 技術士――養成システムを内包した資格試験
第八章 薬剤師――予定調和から計画へ
第九章 管理栄養士――養成システムの二重構造
第一〇章 臨床心理士――学術団体による養成体制の構築
第一一章 社会福祉士――国家資格制度による量的統制
第一二章 ビジネスプロフェッショナル――専門職への胎動
終章 専門職養成の日本的特徴
あとがき
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それにしても、11種の職種というヴァリエーションはすごいです。
少しずつ読み進めさせていただきます。
どうもありがとうございました。
その他、上記本の編者であります橋本鉱市先生の本を書棚から。
専門職養成の政策過程―戦後日本の医師数をめぐって (学術叢書)
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- 作者: T.J.ペンペル,T.J. Pempel,橋本鉱市
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