信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室に関するブログです。

【編集】伊藤良高他編『ポケット教育小六法〈2018年版〉』晃洋書房,2018年4月

【編集】伊藤良高他編『ポケット教育小六法〈2018年版〉』晃洋書房,2018年4月


編集委員をさせていただいている『ポケット教育小六法』の2018年版が刊行されましたのでご紹介申し上げます。

近年の法改正の動向をフォローしつつ、コンパクトに仕上げたものとなっており、教職課程を中心におかげさまで好評をいただいております。

 

 

ご関心のある方は、是非お手に取られてみてください。

 

 

2018年版ポケット教育小六法

2018年版ポケット教育小六法

 

 

荒井英治郎編『臨時教育審議会関係資料目録』(日本学術振興会 科学研究費助成事業 成果報告書)信州大学,2018年3月

平成27-29年度科学研究費助成(学術研究助成基金助成金による研究・挑戦的萌芽研究「エビデンスに基づく政策形成・評価に資する教育政策情報のアーカイブ化に関する研究」の成果の一部として、報告書を3冊刊行いたしました。
 
本研究では、主に「文書記録」と「口述記録」という2つのリソースを教育分野の政策形成・政策評価に必要不可欠な「教育政策情報」と位置づけた上で、体系的整理とアーカイブ化を行いました。
 
本報告書は、そのうち、「文書記録」に関する調査研究の成果をまとめたもので、所収したのは、「臨時教育審議会関係資料」の目録です。31ボックス、102フォルダ、全1938点の目録です。
 
 
昭和59年に公布された臨時教育審議会設置法(昭和59年8月8日法律第65号)に基づき総理府に設置された臨時教育審議会は、内閣総理大臣の諮問に応じて調査審議を行うことを所掌事務とした行政機関です。
 
審議会の運営に際しては、総会のほか、「二十一世紀を展望した教育の在り方」(第一部会)、「社会の教育諸機能の活性化」(第二部会)、「初等中等教育の改革」(第三部会)、「高等教育の改革」(第四部会)を議論する部会が設けられ、委員に専門委員を加えた形で審議が行われました。なお、当該目録は、元文部事務次官で、臨教審第一部会専門委員を務めていた木田宏氏が国立教育研究所に寄贈した資料を目録化したものです。
 
 
これから関係者の皆様方への送付作業を行いますが、わずかではありますがまだ残部がありますので、ご関心がおありの方は、荒井までご連絡ください。
 

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荒井英治郎編『戦後教育行政通知文書写綴目録』(日本学術振興会 科学研究費助成事業 成果報告書)信州大学,2018年3月

 
平成27-29年度科学研究費助成(学術研究助成基金助成金による研究・挑戦的萌芽研究「エビデンスに基づく政策形成・評価に資する教育政策情報のアーカイブ化に関する研究」の成果の一部として、報告書を3冊刊行いたしました。
 
本研究では、主に「文書記録」と「口述記録」という2つのリソースを教育分野の政策形成・政策評価に必要不可欠な「教育政策情報」と位置づけた上で、体系的整理とアーカイブ化を行いました。
 
 
本報告書は、そのうち、「文書記録」に関する調査研究の成果をまとめたもので、所収したのは、
戦後教育行政通知文書写綴」の目録です。
 
「戦後教育行政通知文書写綴」は、文部省大臣官房総務課往復係記録班が昭和20年8月から昭和25年9月における教育行政関連の文書をとりまとめた「通達綴・文書回報」であり、現在閲覧可能な資料の状況を踏まえてこのたび目録化の作業を行いました。
 
合計81の綴、8679点の目録です。
 
これから関係者の皆様方への送付作業を行いますが、わずかではありますがまだ残部がありますので、ご関心がおありの方はご連絡ください。
 

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荒井英治郎編『教育政策オーラル・ヒストリー 銭谷 眞美(元文部科学事務次官)』(日本学術振興会 科学研究費助成事業 成果報告書)信州大学,2018年3月

平成27-29年度科学研究費助成(学術研究助成基金助成金)による研究・挑戦的萌芽研究「エビデンスに基づく政策形成・評価に資する教育政策情報のアーカイブ化に関する研究」の成果の一部として、報告書を3冊刊行いたしました。

 

本研究では、主に「文書記録」と「口述記録」という2つのリソースを教育分野の政策形成・政策評価に必要不可欠な「教育政策情報」と位置づけた上で、体系的整理とアーカイブ化を行いました。

 

本報告書は、そのうち、「口述記録」に関する調査研究の成果をまとめた元文部事務次官(第4代)の銭谷眞美氏のオーラル・ヒストリーです。

 

三重県教育委員会出向後、内閣官房内政審議室教育改革国民会議担当室、文化庁次長、生涯学習政策局長 、初等中等教育局長を歴任し、文部科学事務次官を務められました。その過程では、学習指導要領の改訂、教育改革国民会議教育基本法改正なども担当されています。

 

これから関係者の皆様方への送付作業を行いますが、わずかではありますがまだ残部がありますので、ご関心がおありの方はご連絡ください。

 

 

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【キーワード解説】若井彌一監修・河野和清・高見茂・坂田仰・梅野正信編『必携教職六法(2019年度版)』協同出版,2018年2月。

【キーワード解説】若井彌一監修・河野和清・高見茂・坂田仰・梅野正信編『必携教職六法(2019年度版)』協同出版,2018年2月。

 

昨年度の引き続き『必携教職六法』の「事項別解説」のカテゴリーとして、私立学校に関する解説を執筆させていただきました(「私学行政」、「学校法人制度」、「私学振興」)。

 

こちらの教職六法は、「2019年度教員採用試験・管理職試験対応。新学習指導要領(2017年告示)を抜粋収録。最新教育事項と関連法令がわかる「事項別解説」を収録した、「読む」教育法規集。」となっています。


出版社からの謹呈分として、わずかではありますがまだ残部がありますので、ご入用の方は、荒井までご連絡ください。おすそ分けさせていただきます。

 

 

 

必携教職六法〈2019年度版〉

必携教職六法〈2019年度版〉

 

 

【地域連携】平成29年度地域連携プロジェクト報告

本年度(平成29年度)から本格的にスタートした「地域連携プロジェクト」。
 
 
1年間で約200名の信大生が教育現場等で貴重な(臨床)経験をさせていただく機会を得ました。ご協力いただきました関係者の皆様、本当にありがとうございます。
 
 
ありがたいことに、次年度も引き続きパートナーとしての関係を継続してくださるとのお話を多数いただいております。
 
平成30年度から新規の依頼も含め、地域連携部門長を拝命している私としては、息の長い取り組みを丁寧に、をモットーに進めて参る所存です。
 
 【平成29年度】
 
〈就学前教育〉
 ・保育支援(里山保育 ひなたぼっこ)
 
〈義務教育〉
・学童支援(松本市児童センター)
・学習支援(松本市旭町小学校、旭町中学校、信大病院附属院内学級、本郷小学校)
・学習支援(長野市
・学習支援(伊那市:伊那小学校、伊那中学校、伊那中央病院院内学級)
・学習支援(山形村:通学合宿)
・学習支援(生坂村:地域未来塾)
・学習支援(反貧困セーフティネット・アルプス:無料こどもじゅく)
・居場所支援(子ども支援・相談スペース:はぐルッポ)
 
〈高等学校段階〉
・授業支援(学校法人松本昭和学園エクセラン高等学校)
・学習支援(東京都市大塩尻高等学校)
・学習支援・プロジェクト学習支援(白馬村しろうま学舎)
 ・生徒の主体性を育む夏合宿(長野県教育委員会、長野県高等学校長会生徒の主体性を育む専門委員会)
 ・生徒会支援(長野県梓川高等学校)
 
 

【コーディネーター】学校現場における業務改善加速事業「大町市から考える教職員の働き方改革シンポジウム」

3月19日に開催されました学校現場における業務改善加速事業「大町市から考える教職員の働き方改革シンポジウム」において、クロストークリレーのコーディネーターを務めさせていただきました。

 

本年度、大町市教育委員会では、文部科学省の「学校における業務改善加速事業」を受託した長野県教育委員会からの再委託を受け、モデル市町村としてこの事業に取り組んできましたが、『本気で』『出来ることから』『大胆に』をキーワードに学校現場の業務改善の取組を進めてきました。

 

今回のシンポジウムは、主催が大町市教育委員会、共催が長野県教育委員会大町市PTA連合会ということで、
1 基調講演
2 クロストークリレー
3 ポスターセッション
4 校務支援システムの展示ブースの設置
の4つの企画が用意されました。

 

「基調講演」では、NPO法人まちと学校のみらい理事 妹尾昌俊さんに「『先生が忙しすぎる』をあきらめない」というテーマで講演をいただきました。

妹尾さんの「問い」は、まさに前提を疑うもので、参加者の胸にストレートに投げかけるものでした。

 

また後半のクロストークリレーでは、「共に考え、創る教育の新しいカタチ」と題して、妹尾さんの他に、保護者代表、学校代表、教育行政代表の方々にご登壇いただきました。

 

今年度は、長野県教育委員会の長野県小中学校業務改善推進協議会座長や大町市業務改善検討指導者としてお手伝いさせていただきましたが、教職員の働き方改革はまだスタートを切ったにすぎません。

 

引き続き、改めて、教職員の「贅肉」を落とし、かつ、「筋肉」をつけていく試みに、尽力して行きたいと思っています。