信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

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【いただきもの】大桃敏行・押田貴久編(2014)『教育現場に革新をもたらす自治体発カリキュラム改革』学事出版

大桃敏行・押田貴久編(2014)『教育現場に革新をもたらす自治体発カリキュラム改革』学事出版

 

編者の押田先生から送付いただきました。

どの章も読み応えがあり、毎日1章ずつ読ませていただいています。

どうもありがとうございました。

 

「今後ますます重要となる教育の刷新(イノベーション)に向けた地方発のカリキュラム改革の現状と学校での取り組み。その全国的動向と具体的取り組み事例を紹介する。 」

http://www.gakuji.co.jp/book/978-4-7619-2047-0.html

 

目次は、以下の通りです。

 

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  1. はしがき
  2. 第I部 自治体発のカリキュラム改革に向けた全国的動向
  3. 第1章 公教育システムの改革と自治体発のカリキュラム改革
    1. 1 普遍的で共通の教育の保障と集権的システムの構築
    2.    普遍的で共通の教育
    3.    集権的システムの構築
    1. 2 行政改革と教育改革
    2.    集権的システムの制度疲労
    3.    行政改革の要請と教育改革の要請との交差
    1. 3 自治体発のカリキュラム改革に向けて
    2.    制度改革と意識改革
    3.    参照事例の蓄積と課題の提示
  4. 第2章 自治体発のカリキュラム改革を進める国の施策の展開
    1. 1 戦後日本におけるカリキュラム開発の展開
    2.    戦後改革期のカリキュラム開発と変容
    3.    文部科学省指定研究開発学校
    4.    構造改革特別区域研究開発学校
    1. 2 教育課程特例校制度
    2.    制度の概要
    3.    指定の実際
  5. 第3章 カリキュラム改革への教育委員会の取り組み
    1. 1 カリキュラム改革における教育委員会の役割
    1. 2 開発段階における教育委員会の取り組み
    2.    改革の発案者
    3.    教育課程の基準・教材の作成
    1. 3 実施段階における教育委員会の取り組み
    2.    担当者の設置
    3.    学校訪問・研修会等の実施
    1. 4 教育委員会の取り組みの特徴
  6. 第4章 カリキュラム改革への学校の取り組み
    1. 1 自治体独自カリキュラムに対する学校の取り組み
    2.    導入段階における検討の場
    3.    実施段階における検討の場
    4.    独自カリキュラム担当分掌・委員会の役割
    5.    独自カリキュラムに関する現在の校内体制
    6.    独自カリキュラムに関する校内研修
    1. 2 独自カリキュラム実施による学校の変化
    1. 3 学校の取り組みが果たす役割
  7. 第5章 カリキュラム改革への教師の取り組み
    1. 1 全国的な動向
    1. 2 事例の分析
    2.    校内組織の果たす役割
    3.    自治体独自カリキュラムの刷新
    1. 3 今後の課題
  8. 第6章 カリキュラム改革の条件と方策
    1. 1 自治体独自カリキュラムの導入・実施を支える外部資源
    1. 2 教育委員会による教材・資料提供の有効性と限界
    2.    教育委員会による教材・資料のニーズ
    3.    教育委員会による教材・資料の限界
    1. 3 地域の諸資源の活用
    2.    地域との連携―連携相手と資源の特質
    3.    地域との連携を進める諸施策―学校支援地域本部・学校運営協議会の活用
    4.    熊本県産山村の事例
    5.    自治体独自カリキュラムの自校化に向けて
  9. 第II部 各自治体の多様な取り組み
  10. 第7章 東京都世田谷区におけるカリキュラム改革への取り組み
          ―教科「日本語」―
    1. 1 導入と開発の経緯
    2.    東京都世田谷区の概要
    3.    世田谷区の教育政策
    4.    実施までの経緯
    5.    教材の開発
    6.    区内全体で展開するまでの変遷
    1. 2 実施状況
    2.    目標
    3.    実施内容
    4.    国語科との違い
    5.    評価
    1. 3 成果と課題
    2.    教科「日本語」の成果
    3.    課題と対応
  11. 第8章 石川県金沢市におけるカリキュラム改革への取り組み
          ―「世界都市金沢」小中一貫英語教育―
    1. 1 導入と開発の経緯
    2.    石川県金沢市の概要
    3.    小学校における英語活動の導入
    4.    英語活動の課題と小中一貫英語教育
    1. 2 実施状況
    2.    特区の概要
    1. 3 成果と課題
  12. 第9章 富山県高岡市におけるカリキュラム改革への取り組み
          ―「ものづくり・デザイン科」―
    1. 1 導入と開発の経緯
    2.    富山県高岡市の概要
    3.    「ものづくり・デザイン科」導入の経緯
    4.    「ものづくり・デザイン科」に対する教育委員会の関わり
    1. 2 実施状況
    2.    目標・内容・評価
    3.    各学校で扱われる題材と作品
    4.    実践の具体例
    5.    作品展の開催
    1. 3 成果と課題
  13. 第10章 長野県諏訪市におけるカリキュラム改革への取り組み
          ―「相手意識に立つものづくり科」―
    1. 1 導入と開発の経緯
    2.    長野県諏訪市の概要
    3.    「相手意識に立つものづくり科」の新設
    1. 2 実施状況
    2.    目標と内容
    3.    実践の具体例
    4.    作品の販売・発表と学習の評価
    1. 3 成果と課題
  14. 第11章 熊本県産山村におけるカリキュラム改革への取り組み
       ―小中一貫による「ヒゴタイイングリッシュ」「うぶやま学」「チャレンジ学習」―
    1. 1 導入と開発の経緯
    2.    熊本県産山村の概要
    3.    教育改革の概観とねらい
    4.    教育長・教育研究会による小中一貫教育の構想
    1. 2 実施状況
    2.    小中一貫教育型カリキュラムの内容と展開
    3.    小中一貫を支える枠組
    4.    教育課程特例校への移行と新学習指導要領への対応
    5.    実施運用上の工夫
    1. 3 成果と課題
  15. 第12章 熊本県宇土市におけるカリキュラム改革への取り組み
          ―「そろばんの時間」―
    1. 1 導入と開発の経緯
    2.    熊本県宇土市の概要
    3.    教科の開発
    4.    市内全体への展開と教育課程特例校の指定
    1. 2 実施状況
    2.    目標・内容・評価
    3.    校内検定と授業展開
    4.    実践事例
    5.    教育委員会の関わり
    1. 3 成果と課題
    2.    「そろばんの時間」の成果
    3.    網田小・中学校における成果
    4.    課題とそれへの対応
    5.    今後に向けて
  16. 第13章 神奈川県南足柄市におけるカリキュラム改革への取り組み
          ―教科「きらり」―
    1. 1 導入と開発の経緯
    2.    神奈川県南足柄市の概要
    3.    教育改革の流れの中から生まれた「きらり」
    4.    「きらり」の内容と構成要素
    5.    教育長の存在とネーミングの由来
    1. 2 実施状況
    2.    内容決定と学校・家庭への普及
    3.    実践事例1:岩原小学校1年生
    4.    実践事例2:向田小学校3年生
    1. 3 成果と課題
    2.    「きらり」の成果
    3.    「きらり」の課題
    4.    教科から単元へ
  17. 第14章 青森県三戸町におけるカリキュラム改革への取り組み
          ―教科「立志科」―
    1. 1 導入と開発の経緯
    1. 2 実施状況
    2.    教科のねらい
    3.    教科書・指導書の作成
    4.    授業の具体例と立志科での評価
    1. 3 成果と課題
  18. アンケート調査の概要
  19. ●コラム1 ものづくり教育10年を振り返って
  20. ●コラム2 本村の実態に応じた特色ある教育を推進するに当たって
           ―「ヒゴタイイングリッシュ」「うぶやま学」に関して―

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