信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室に関するブログです。

韓国出張2日目

本日も韓国は晴天でした。


まずは、午前10時30分から新聞社の取材ということだったのですが、
通された場所は、日本でいうと、記者会見のようなホテルの会場でした。


他の先生方もホテルの小さな一室で質問を受けるものと想定していたのですが、
実際は、垂れ幕はかかっているし、メディアもたくさん来ているしということで、驚きでした。


主催は、社団法人韓国私立初中高等学校法人協議会ということだったのですが、
おそらくこちらの団体の政治力もかなりあるということでしょう。


さらに、当初30分程度の質疑応答を予定していたのですが、
突如ベルギー、ドイツ、中国、日本と各国の私学をめぐる現状を
プレゼンする方式に変わり、終了したのは12時半過ぎ。
結局2時間程度行われたということです。

終了後は会場内でマスメディア関係者と共にランチだったのですが、
マスメディアから見た韓国の教育の現状などについて情報収集でき貴重でした。
徐々に韓国社会における教育の位置づけと教育熱のからくりが理解できるようになってきました。

 


午後は、jan De Groof先生と Hans-Peter Füssel先生らとともにソウルツアーに。

韓国で最も古いとされるカトリック明洞大教会、
世界遺産に認定されている昌徳宮、
そして、最後は韓国憲法裁判所に連れて行ってもらい、
特別に法廷にも入らせてもらいました。

裁判所内の図書館には日本で刊行されている法律関係の書籍がずらっと並んでいるのが印象的でしたが、
その理由は日本では諸外国の法律の解説書や翻訳がたくさん出版されているからとのことでした。


夕食は、ここにWENYAN LUO先生が加わりまして、
Je先生ホストで韓国の伝統料理を食しました。
昨晩のBBQスタイルと異なり、本日はヘルシーな食事でした。


明日はいよいよ国際カンファレンス当日です。
もう準備できることはしたので、
今日はこれから持参した本(子どもの貧困関係)を読んでから眠ろうと思います。

 

【最近の一手】

赤ちゃんはなぜ父親に似るのか―育児のサイエンス (NHK出版新書 382)

赤ちゃんはなぜ父親に似るのか―育児のサイエンス (NHK出版新書 382)

 

飛行機で読了したもの。

少ない経験ではありますが、自分で経験したことと重なるケースが多数書かれていて、

非常に面白かったです。まさにプレパパ向けの本といえるでしょう。