信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室に関するブログです。

構造改革型の教育政治

本日も仕事のため出勤。
学内ではTOEICの試験や土曜市民教養講座が行われている模様。
天気もよいですね。

私は、柄にもなくclassic pianoの音楽をかけて仕事。



今日の主なタスクは4つ。


①学内申請書

ほぼ完成。再度寝かせて来週提出。


②依頼の書評原稿

学校にできること  一人称の教育社会学 (角川選書)

学校にできること 一人称の教育社会学 (角川選書)

ほぼ完成。少し寝かせます。


③依頼の原稿

雑誌『専門図書館』掲載予定の原稿

ほぼ完成。これまた少し寝かせます。


④Gプロ

来週の巣篭りウィークに備えた作業。


【ご紹介】

「構造改革型の教育政治と教育特区」『教育と文化』第63号、48-58頁、2011年



依頼原稿がパブリッシュされました。


本稿では、
教育政策過程を規定する要因の複層化という近年の政策・制度環境を確認した上で、2002年7月にスタートし制度発足後10年弱が経過した教育特区が提起する諸論点及び今後の展望を論じてみました。

第1節の「構造改革型の教育政治下における政策過程の変容」では、
米国政治学者のNittaをたよりに「伝統的な教育政治」と「構造改革型の教育政治」の政策過程を概観し、特区制度が構造改革型の教育政治の
旗印的な存在であったことを指摘しました。

第2節の「教育特区が提起する諸論点と今後の課題」では、
特区の現状をフィードバックしたのち、
①実証・理論課題(政府間関係のあり方について、地方政府の取り組みを評価する指標について、教育特区が提起する理論課題について)、②実践課題と大別して、今後の展望を指摘しました。


ご関心がある方はぜひご一読ください。



【先日の一手】

志をもって生きる―行雲流水八十余年

志をもって生きる―行雲流水八十余年

先日アマゾンで購入して届いたもの。
その他研究費で購入した本30冊程度が先週メールボックスに。
徐々に紹介します。


【最近の息子】

誕生日パーティ+初節句を終えて、
1人前と思いきや(?)、3日前くらいから母親に対する甘えがスタート。
両手を高くあげて抱っこしてとせがむしぐさ。愛くるしい。

来週は妻子で妻の実家に帰郷。
私は松本で巣篭りをし、外界シャットアウトして仕事に励みます。