信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室に関するブログです。

更新の香辛

ここのところ、依頼の仕事や免許更新講習の準備やらで、書き込みが滞っていたことを深く反省。いかんいかん。

週始めの月曜日、火曜日は塩尻にある長野総合教育センターで、免許更新講習の講師の仕事でした。

約200名の教員を対象に2日間の講習。といっても私は、必修科目の1コマを「現代教育政策の諸動向」と題して、近年の教育法・制度の改革動向を解説し、後は運営サポートに徹していただけですが。

内容は私の担当分だけでも盛りだくさんだったので、消化不良の方もいたのではないかと。また来週末には別会場で講習がありますが、少し軌道修正するつもりです。

さて会場は日本一標高の高い研修センターということもあり、眺めがよく休憩時間ではしばし癒されました。駐車場も完備という点は参加者に好評でした。


参加された教員の皆様、教委の担当者の方、本当にお疲れ様でした。


免許更新講習が一段落したのもつかの間、昨日は早朝4時起きで始発のバスで東京に移動。地震の影響で渋滞に巻き込まれながら、一時間遅れの四時間で新宿に到着。すぐさま都内で会議運営。先生方にはご迷惑おかけしました。また来月よろしくお願いします。



午後は、東大で専門職研究会。毎回開催が危ぶまれていますが、気付けば、今回で第17回。継続は力なりですね。メンバーは教育行政関係と教育内容や教職関係の専門の方が同じテーブルについてくれているので、お互いの研究状況の異同を確認しあえて毎回非常に興味深い時間です。また自分たちの領域では暗黙知的な内容を改めて説明することの難しさを痛感したりもします。



ちなみに今回の検討文献は、イギリスの教育社会学者であるジェフ・ウィッティの「学校知識」でした。



次回予定は未定ですが(メンバーの皆さんご提案ください)、個人的には息の長い研究会にしていきたいと思っています。新規参加者を含め、今後ともよろしくお願いいたします。



今日は妻の親戚+実家訪問の1日となります。