信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室に関するブログです。

【講演】「これからの学校と家庭・地域の連携のあり方を考える」 平成30年度諏訪教育会・諏訪市社会福祉協議会 夏季研修会

【講演】「これからの学校と家庭・地域の連携のあり方を考える」 平成30年度諏訪教育会・諏訪市社会福祉協議会  夏季研修会

 


8月3日に、諏訪市総合福祉センター(湯小路いきいき元気館) にて、福祉教育夏季研修の講演をさせていただきました。

 

テーマは、「これからの学校と家庭・ 地域の連携のあり方を考える」です。


90分という限られた時間ではありますが、
地域としての次の一手を考えていただく機会となればと考えまして
「家庭×地域×学校」 のあり方について網羅的に論点を整理させていただきました。

 


今回は、 公益財団法人諏訪教育会福祉教育委員会社会福祉法人諏訪市社会 福祉協議会の共催ということで、
まさに「教育分野」と「福祉分野」 との関係についてこちらも考えさせられました。


社会福祉協議会関係、 社会福祉関係での仕事は事実上初めてではありましたが、私にとっても非常に貴重な機会となりました。 どうもありがとうございました。

 

【研修】「高校新任教頭研修Ⅱ 学校組織マネジメントとリーダーシップ」@総合教育センター

【研修】「高校新任教頭研修Ⅱ 学校組織マネジメントとリーダーシップ」@総合教育センター


8月3日に、長野県総合教育センターにて、「高校新任教頭研修Ⅱ 学校組織マネジメントとリーダーシップ」の研修講師の仕事をさせていただきました。


長野県高校業界は、「学びの改革」から「高校改革〜 夢に挑戦する学び〜」へと改革のステージがシフトしつつありますが、まさに変革期の学校には、ミッション、 ビジョン、 ストラテジーの再定義が問われている状況にあると思います。


研修では、
現代日本の教育課題
②非違行為の事例と要因
③「スクール・コンプライアンス」の理解
④危機管理と学校組織マネジメント
⑤学校組織マネジメントと学校改善
などのテーマに基づいて、 ペアワークを中心に進行させていただきました。

 

【論文】「教育政策研究の展開と方向性ー学会四半世紀の研究動向を踏まえて」『日本教育政策学会年報』第25号,2018年,5-22頁。

【論文】「教育政策研究の展開と方向性ー学会四半世紀の研究動向を踏まえて」『日本教育政策学会年報』第25号,2018年,5-22頁。
 
 
日本教育政策学会の年報第25号に、
特集論文として、「教育政策研究の展開と方向性ー学会四半世紀の研究動向を踏まえて」と題した論文を執筆しました。
専修大学の広瀬裕子先生と共著となっております。
 
 
本稿は、日本教育政策学会設立後四半世紀が経過した現在、当学会では何が論じられてきたのか、また、いかなる研究がいかなる分析視角の下で展開されてきたのかを概括し、今後の教育政策研究に資するべく教育政策を把握す
る基本理論枠について考えることを課題としています。
 
第1に、年報に所収された論考のうち、年報編集委員会が中心となってテーマの設定が行われてきた「特集」の内容を概括し、第2に、学会員の権利として自由投稿が認められている「投稿原稿」(投稿論文、教育政策研究フォーラム)に着目して、過去の年報に掲載された諸論考の研究テーマや研究方法上の特徴を概括す、第3に、日本の教育政策研究のトレンドを振り返りつつ教育政策を把握する基本理論の形成について考察を行いました。考察の対象は、『日本教育政策学会年報』第1号から第24号までとなっています。
 
 
ちなみに、当該学会は年報第25号から学事出版さんから出版されています。ご関心のある方はぜひお手にとっていただけたら幸いです。
 

 

日本教育政策学会年報 第25号〈2018〉―教育政策研究の展開と方向性

日本教育政策学会年報 第25号〈2018〉―教育政策研究の展開と方向性

 

 

 

【講演】「学校の働き方改革のこれまでとこれから」@茅野市業務改善委員会

【講演】「学校の働き方改革のこれまでとこれから」@茅野市業務改善委員会

 

7月29日に茅野市の業務改善委員会の場で講演をさせていただく機会を得ました。

 

「学校の働き方改革のこれまでとこれから」というタイトルで、
学校における働き方改革の論点をまとめた上で、

何のための働き方改革か、

「業務改善=労働時間の短縮」という短期的な目的だけでよいのか、
子どもと向き合う時間の確保の前提として、教職員が自分自身と向き合う「時間」と「機会」をシステムとして保障していくことの重要性についてお話しさせていただきました。

 

 

その後、審議では、茅野市が積極的に取り組まれている、

①「統括コーディネーター」の進捗状況のほか、
②時間外・休日の留守番電話対応、

③勤務時間の客観管理、

④部活動指導員の導入、

⑤が好調集金の集金方法について
議論を行いました。

 

引き続き、教職員の「贅肉」をそぎ落とし、かつ、教職員の「筋肉」をつけるために
何が必要か考えていきたいと思っています。 

教育委員会事務の点検・評価

昨日、本日と2日連続で長野市教育委員会にて、教育委員会事務の点検・評価に係る意見聴取会の仕事。

 


地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条に基づく取り組みです。

 

【審議会】平成30年度第1回学校における働き方改革検討会議

昨日の午前中は、長野県庁にて、平成30年度第1回学校における働き方改革検討会議でした。

 


初回は、

1学校閉庁日

2留守番電話

3勤務時間の客観管理

に関して、関係者間で2時間議論。

 

昨年度な引き続き座長を拝命しましたが、今年度も微力ながらお手伝いをと考えています。

【研修】スクールコンプライアンス研修@上越市教育センター

【研修】スクールコンプライアンス研修@上越市教育センター


6月28日に、 上越市教育センターにてスクールコンプライアンス研修の講師の仕 事をさせていただきました。


上越市教育センターからは昨年度もお声かけいただきましたので、今年で2回目の登板となります。


主に焦点を当てた事案は、以下の通りでして、具体的なケースや判例をご紹介しながら、学校対応のあり方を検討しました。


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1.負傷事故の訴訟
2.児童虐待の通告
3.性行不良による出席停止
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富山県富における事件もありましたが、
改めて学校における危機管理体制を見直す必要があるように思われ ます。


参加してくださった皆様方、本当にお疲れ様でした。