信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室に関するブログです。

【研修】キャリアアップ研修②「長野県の教育課題と学校マネジメント―学校組織における「中堅教員」の役割―」@長野市教育センター

【研修】キャリアアップ研修②「長野県の教育課題と学校マネジメント―学校組織における「中堅教員」の役割―」@長野市教育センター


本日の午後は、先週に引き続き、長野市教育センターにて、中堅教員等を対象とした「キャリアアップ研修」の講師の仕事でした。

 

本日は、「長野県の教育課題と学校マネジメント―学校組織における「中堅教員」の役割―」ということで、以下の3点をゴールに設定しました。

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①今後の学校の自律性を下支えする学校組織マネジメントの「イロハ」を学ぶ機会を提供すること
②具体的には、近年の学校における危機管理上の課題を「リスク」という観点から整理・解説すること
③ケース・スタディの分析と、ご自身の勤務校の現状把握を行いながら、今後勤務校においてどのような学校改善をしていくことができるかをイメージすること
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歴史家トーマス・カーライルは、「経験は最良の教師である」、心理学者V・E・フランクルは「人は意味を求める動物である」
と述べました。

以下のメッセージが少しでもお伝えできたらと考えております。

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・「キャリア」は、簡単に貯まっていくものではなく、手間暇かけて、自分で/他者とと協働しながら、育てていくものであること
・「失敗」と「成功」を繰り返しながらでしか、人間は成長しない。
・能力は持っているだけでは意味はなく、発揮してはじめて意味を持つ。
・Late and Fast(遅く始めて速くやる)ではなく、Early and Slow(早く始めてゆったりやる)ことが重要であること
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参加してくださった先生方、 先週に引き続き、また長時間にわたりお疲れ様でした。