荒井英治郎編『教育政策オーラル・ヒストリー—教育改革と教育団体・マスメディア—』(日本学術振興会 科学研究費助成事業 成果報告書)信州大
学,2014年3月
このたび、
若手研究(A) 「政権交代に伴う教育政策過程・内容の変容に関する実証的研究」の調
査研究成果の一部として、
荒井英治郎編『教育政策オーラル・ヒストリー—教育改革と教育団体・マスメディア—』
(日本学術振興会 科学研究費助成事業 成果報告書)信州大学,2014年
3月
を刊行いたしました。
以下、「はしがき」部分の記載を若干修正したものです。
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政権交代前後において、教育分野の政策過程・政策内容は変容したのか、あるいは変容していないのか。
本報告書は、教育政策過程において重要なアクターとして位置付けられる教育団体の関係者と、世論を通じて教育政策を方向づける機能を果たすマスメディアの関係者に対して実施したヒアリングから得られたオーラル・データを再構成したものである。
本報告書に記載したのは、下記3 人の教育団体関係者及びマスコミ関係者による証言である(肩書きは全てヒアリング当時)。
1小出秀文(日本私立大学協会事務局長)
2黒羽亮一(元日本経済新聞)
3徳武靖(元時事通信社)
教育政策研究においては、不可視である当事者の「記憶」を可視化された「記録」へと変換し、現代的文脈に位置付けていくオーラル・ヒストリーの取り組みはまだ始まったばかりである。今後はアーカイブしたデータを加味しつつ、実証的な研究を蓄積していく必要があることは言うまでもない。
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ご関心がある方は、お問い合わせください。
残部があれば、後日送付いたします。