クラスサイズ

今日の教育行財政概論のテーマは、
「組織運営制度の改革」

具体的には、

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・学校種別ごとの設置者について

・学校設置義務

・学校設置基準

・学校管理規則

・職員会議

・学校の組織編制

・教職員定数

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などの解説をしました。


いわゆる「クラスサイズ」について、
国の「標準」、都道府県の「基準」を経て、
市町村教育委員会が学級編制を行っているという3ステップは
一見した限りでは理解しがたいかもしれません。


しかし、多くの学生にとって、
「あ、そういう理由から当時の自分の学年は、○つの学級で構成されていたのか」という気づきを得られたのではないかと思います。


ぜひ復習しておいていただけたらと思います。



その後、午後の会議の前のお昼タイムに
昨日届いた『月刊高校教育』2010年7月号を通読。
http://www.gakuji.co.jp/magazine/highschool/index.html


下記論文を読みました。

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坂野慎二「中高一貫教育はこのままでよいのか?―設置理念と現実の乖離」


遠藤隆二「都立中高一貫校の成果と展望―都立小石川中等教育学校に焦点を当てながら」


川上浩「五ケ瀬中等教育学校のいま」


田原章吾「連携型中高一貫教育校が抱える課題と可能性」


加治佐哲也「これからの教員養成改革と教職大学院<下>」


小川正人「高校授業料無償化の残された課題」

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同じ号には、私も『いじめの直し方』についての書評を書いていますので、ご参考までに紹介しておきます。


いじめの直し方

いじめの直し方


そして、
夕方の会議スタートまでに通読したものが、以前紹介したコミスク本。


コミュニティ・スクールの研究―学校運営協議会の成果と課題

コミュニティ・スクールの研究―学校運営協議会の成果と課題

分析の手法及び解説がシンプルで読みやすかったです。
教育学者間におけるコミスクをめぐる論争も存在していますが、こうした基礎的研究を素材とた理論的研究との相互の対話が求められているように思います。


そのほか、国会図書館に後日複写を依頼していたブツがようやく附属図書館に到着。合計約1500枚でした。
来週、読み込み及び分析作業に取り掛かります。





【本日の一手】

天城勲「戦後教育改革のステップ」(教育委員会法制定過程覚え書1)『ジュリスト』第972号.1991.P8-9.


天城勲「文部省と教育刷新委員会」(教育委員会法制定過程覚え書2)『ジュリスト』第973号.1991.P8-9.


天城勲「学区庁と教育委員会案」(教育委員会法制定過程覚え書3)『ジュリスト』第974号.1991.P10-11.


天城勲「第二次法案とCIEとの折衝」(教育委員会法制定過程覚え書4)『ジュリスト』第975号.1991.P10-11.


天城勲「国会の審議と修正(1)」(教育委員会法制定過程覚え書5)『ジュリスト』第976号.1991.P8-9.


天城勲「国会の審議と修正(2)」(教育委員会法制定過程覚え書6)『ジュリスト』第977号.1991.P7-8.


天城勲「法案作成中に提起された重要問題」(教育委員会法制定過程覚え書7)『ジュリスト』第978号.1991.P8-9.


天城勲「法の実施と一部改正」(教育委員会法制定過程覚え書8)『ジュリスト』第979号.1991.P10-11.


天城勲「エピローグ」(教育委員会法制定過程覚え書9)『ジュリスト』第981号.1991.P12-13.


天城勲「二足のわらじ」『高等教育研究』第1集.1998.P101-103.


一連の天城勲氏の論文を読みました。





【本日の息子】

顔に表情が出てきました。
最近の得意技は、アヒル口によるニヒルな笑いです。