信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

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【研修】「学校の働き方改革と学校事務職員の役割」@第52回長野県公立小中学校事務職員研修大会(分科会4 学校教育の諸問題)

【研修】「学校の働き方改革と学校事務職員の役割」@第52回長野県公立小中学校事務職員研修大会(分科会4 学校教育の諸問題)

 

2018年10月25日に長野県総合教育センターで開催されました、第52回長野県公立小中学校事務職員研修大会の「分科会4 学校教育の諸問題」におきまして、「学校の働き方改革と学校事務職員の役割」と題した講演させていただき機会を得ました。

 

分科会の前半は「話題提供」ということで、以下のような論点(これまでの/これからの論点)を提起させていただき、後半は分科会に参加いただいたグループごとに学校における働き方改革に対して、個人/学校としてできることを「ワークショップ形式」で進行していきました。

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●これまでの/これからの論点
①学校事務職員が「学校」で働く意義は、何か。
②今後の学校事務職員に求められる資質・能力とは、何か。
働き方改革の一環として、自分の業務量を減らすために、何ができるか。
④教員の多忙化対策のために、何ができるか。
⑤教員の業務で学校事務職員が分有できる業務はあるか。
⑥若手職員を中心とした学校事務職員の力量を高めるためには、どのような「取り組み」と「仕組み」(仕掛け)が必要か。
⑦学校教育法第37条第14項「事務職員は、事務をつかさどる」を受けて、個人として、地区研として、県事研として、どのような取り組みが必要か。
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「学校事務職員」ならでは働き方の視点やアイディアはとても興味深いものばかりで、
学ぶことがとても多かったです。

 

昨年に引き続き県事研に参加させていただきましたが、引き続き微力ながらお手伝いをさせていただけたらと考えております。

運営の皆様、参加者の皆様、終日お疲れ様でした。

【研修】キャリアアップ研修①「教職キャリアのリフレクションと展望」@長野市教育センター

【研修】キャリアアップ研修①「教職キャリアのリフレクションと展望」@長野市教育センター
 
本日の午後は、長野市教育センターにて、「キャリアアップ研修」の講師の仕事でした。
 
キャリアップ研修は、長野県の40代の教員が、現在の教育課題を確認しながら自己実践を振り返ることにより、教員としての在り方について考えるとともに、学校組織マネジメントの基礎知識や学校危機管理、自己の感情と向き合うことの必要性を学ぶことを通して、充実期の資質能力を高め、今後のキャリアアップを考えるという目的の下で設定されているものです。
 
本日は、「教職キャリアのリフレクションと展望」ということで、
前半は、メンタルヘルスやストレスマネジネントの観点からのレクチャーを、
後半は、教職キャリアのリフレクションシートを使って、振り返りをしていただきました。
 
来週は、「長野県の教育課題と学校マネジメント―学校組織における「中堅教員」の役割―」のテーマで担当させていただきます。
 

【地域連携】エクセラン高校での学習支援

【地域連携】エクセラン高校での学習支援

 

エクセラン高校をパートナーとした信州大学生による学習支援を平成28年度から実施してきて早3年。

プレスリリース後、本日様々なマスコミの皆さんに取材いただきました。

 

学生も約20名が支援者となり、軌道に乗りつつあります。とてもいい空気感に、こちらまで明るい気持ちになりました。

引き続き、「セーフティネットの教育学」を模索してまいります。

篠ノ井高校×信州大学プレゼンテーション交流会

10月17日には、本学に篠ノ井高校生7名にお越しいただき、信大生とのプレゼンテーション交流会を行いました。

 

篠ノ井高校の2年生5人からは沖縄学習の成果を、1年生2人からはワンミニッツムービーの成果をプレゼンしてもらい、大学生13人が適宜コメントを行うというものです。

 

コメントの主な観点は、プレゼンの内容、プレゼンの方法、プレゼン資料の形式などです。

 

 

大学生が自分自身が大学教育を通じて学び取った知見からアドバイスをしていく姿勢には教員としても感銘を受けました。

 

高校生はとても緊張していらっしゃいましたが、大学生にとって有意義な時間を過ごせたのではないかと思っています。

【講演】「SNS等による中高生の犯罪・被害とその対策」@ 松塩筑中・高生徒指導連絡協議会総会

【講演】「SNS等による中高生の犯罪・被害とその対策」@ 松塩筑中・高生徒指導連絡協議会総会


10月4日に開催された松塩筑中・ 高生徒指導連絡協議会総会の場で、「SNS等による中高生の犯罪・被害とその対策」 との講演をさせていただきました。

 

対象は、主に生徒指導主任・主事の先生方です。

 


今回は、「背景」「現状」「ケース・スタディ」 をオーソドックスな構成でお話させていただきましたが、危機管理やコンプライアンスなどの観点からアプローチしてみました。


講演準備の段階では「ネット依存の中高生93万人、 5年前から倍増」という報道があり、直前には、松本において「ネットで知り合った人と実際会った 小学生117人 中学生77人」との報道もありました。


18歳成人年齢時代を前に、 この種の問題は顕在化することが予想されますが、
いわば「駆け込み寺」化している教育現場として、できること・ できないことを考えるきっかけになればと思っております。

 

 

【研修】「若手社員の育ち方/育て方ー「世代間ギャップ」を超えて」@信濃毎日新聞キャップ・デスク研修

信濃毎日新聞社のキャップ・デスク対象の研修として、「若手社員の育ち方/育て方ー「世代間ギャップ」を超えて」と題した研修を担当させていただきました。

 


9月27日は、長野本社で、28日は松本本社で開催です。

 


こちらは、主として、教育学、心理学、社会学、キャリア教育論などの知見を総動員して臨みましたが、2日間とも質疑応答の場で様々な観点からご質問もいただき、とても有意義な時間となりました。

【講演】「学校における働き方改革と学校事務職員の役割」@第1回長野上水内学校事務研究会研修会

【講演】「学校における働き方改革と学校事務職員の役割」@第1回長野上水内学校事務研究会研修会


9月20日信濃教育会館にて「第1回長野上水内学校事務研究会研修会」で講演をさせていただきました。

 

テーマは、「学校における働き方改革と学校事務職員の役割」です。

 

私の学校事務職員の皆さんに対する問題意識は、以下の通りです。

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①学校事務職員が「学校」で働く意義は、何か
②今後の学校事務職員に求められる資質・能力とは、何か
働き方改革の一環として、自分の業務量を減らすために、何ができるか
④教員の多忙化対策のために、何ができるか
⑤教員の業務で学校事務職員が分有できる業務はあるか
⑥若手職員を中心とした学校事務職員の力量を高めるためには、
どのような「取り組み」と「仕組み」(仕掛け)が必要か
⑦学校教育法第37条第14項「事務職員は、事務をつかさどる」を受けて、個人として、地区研として、県事研として、どのような取り組みが必要となるか
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このことを前提として、
昨今の学校における働き方改革が学校事務職員に投げかけていることは何か、

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 ・学校事務の適正化
・学校徴収金問題
・学校事務職員の業務改善
・変形労働時間制

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など、今後の議論の方向性を提示させていただきました。

 

質疑応答の時間では多くの質問をいただきまして、
私としてもいただいた論点に対して自分なりの応答をして参りたいと思います。

引き続きよろしくお願いいたします。