【コメント】「なぜ『働きやすさ』と『働きがい』の両立を目指す必要があるのか」@長野県教育委員会「第4回働き方改革シェアミーティング」
2025年12月17日、長野県教育委員会主催の「働き方改革シェアミーティング」(最終回)において、「なぜ「働きやすさ」と「働きがい」の両立を目指す必要があるのか」と題したコメントをさせていただきました。
長野県教育委員会では、「働きやすく、働きがいのある学校」を目指し、学校の働き方改革事業を推進しています。昨年度に引き続き「働き方改革シェアミーティング」を開催し、今年度は、①「保護者・地域との関係の再構築」、②「PTAとの関係の再構築」、③「学校業務の効率化」、④「教員のやりがい」のテーマで、全4回のシェアミーティングが行われました。
最終回の第4回では、「なぜ『働きやすさ』と『働きがい』の両立を目指す必要があるのか」というテーマに焦点を当て、特に「両立」の重要性を強調しました。
当日は、「働きやすさ」を左右する多様な要因(①業務負担の設計、②働き方の柔軟性の確保、③心理的安全性の確保、④評価の公正さの確保、⑤支援体制の構築、⑥意味の承認)と、「働きがい」を構成する多様なタイプ(①成長実感型、②貢献実感型、③達成・挑戦型、④自律・裁量型、⑤共感・関係型、⑥意義・使命型、⑦創造・表現型)を紹介した上で、両者のバランスを確保してくためのポイントを解説させていただきました。
人が「働きやすさ」を感じるのは、①無理がなく、②安心でき、③納得でき、④尊重されていると感じられるときです。
働きやすさは「土台」、働きがいは「エンジン」に見立てられます。
土台なきエンジンは組織を壊し、エンジンなき土台は組織を止めます。
働きやすさ(守られている感覚)と働きがい(子どもと向き合えている感覚)の2つが両立してはじめて、「持続可能な専門職としての教職」が成立するはずです。
引き続き微力ながら、チャレンジする学校に伴走して参りたいと思います。