【書評】荒井英治郎「書評:片田珠美『職場を腐らせる人たち』」『月刊高校教育』2025年8月号,70頁
このたび学事出版さんの『月刊高校教育』(2025年8月号)に、片田珠美『職場を腐らせる人たち』の書評を執筆させていただきました。
https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000387473
物が腐るプロセスには一定のパターンがあります。
最初は、酸素による酸化が始まり、その影響で食品の色や香りが変化することもあります。
その後、空気中の微生物が食品に付着し、増殖を始め、食品の成分を分解し始めます。
これにより、食品の質が低下し、臭いや見た目にも変化が生じてきます。
そして、完全に腐敗した食品は安全に食べることができなくなります。
他方、食品の保存方法や温度管理によって腐敗の速度を遅らせることもできます。
では、私たちの職場の「腐敗」状況は、どうでしょうか。
7000人以上の診察経験がある精神科医による本書の著者は、『他人を攻撃せずにはいられない人』(PHP新書、2013年)の著者です。
重苦しい雰囲気や沈滞ムードに職場が陥り腐った職場と化す前に、本書を頼りに自身の振る舞いから変えてみることで、みずみずしい爽やかな職場の実現に汗をかいてみてはいかがでしょうか。若手職員が多い職場であるならば、なおさらです。
興味を持たれた方は、ぜひご一読ください。