信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

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【講演】「学校事務職員の「リーダー」として求められる資質と役割」@長野県公立小中学校事務職員現任第七部研修

【講演】「学校事務職員の「リーダー」として求められる資質と役割」@長野県公立小中学校事務職員現任第七部研修

 

2021年9月9日、長野県教育委員会からの依頼で、学校事務職員のベテラン層を対象に、「学校事務職員の「リーダー」として求められる資質と役割」と題した講演をオンラインで行いました。

 

当該研修は今年度初めてお引き受けいたしましたが、研修講座の目的は、「学校事務職員のリーダーとして、学校における課題や要望等を的確に整理し、改善するための学校運営能力、指導力の一層の向上を図る。また、学校間連携等、関係機関と協働した学校づくりを推進する能力を養う。」というものです。

 

今回は、上記の目的に即して、以下のような(私自身の)問題意識を軸としながら論を展開させていただきました。

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①学校事務職員が「学校」で働く意義は、何か?
②今後の学校事務職員に求められる資質・能力とは、何か?
働き方改革(自分の業務改善)のために、何ができるか?
④教員の多忙化対策のために、何ができるか?
⑤教員の業務で学校事務職員が分業・協業できる業務はあるか?
⑥若年層の学校事務職員の力量を高めるためには、
どのような「取り組み」と「仕組み」(仕掛け)が必要か?
⑦学校教育法第37条第14項「事務職員は、事務をつかさどる」を受けて、個人として、地区研(ブロック)として、県事研として、どのような取り組みが必要となるか?
⑧学校事務職員は、「職」として必要か?
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限られた時間ではありましたが、多様な問いを散りばめましたので、一つでも自分事として学校事務職員の皆様が受け止めていただけたら幸いと考えております。

 

貴重な機会をどうもありがとうございました。