信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

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「9月入学」論議に関する情報提供④:「9月入学」に関する『読売新聞』の全国世論調査(昭和62年2月)

以下、当時の世論を理解するための基礎情報です。

 

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●読売新聞の全国世論調査

・調査対象:全国有権者3000人
・回収率:2201人(73%)
・調査実施時期:昭和62年2月21日、22日
・昭和62年3月9日『読売新聞』掲載

 

 

○「9月入学」への賛否
・「早く改めるべきだ」:2.2%
・「検討してもよい」;16.6.%
・「やはり4月がよい」:68.5%
・「答えない」:12.7%


○「9月入学」への関心
・「大いに関心がある」:10.6%
・「少しは関心がある」:26.8%
・「あまり関心がない」:40.7%
・「全く関心がない」:18.4%
・「答えない」:3.5%

 

○「9月入学」の利点・問題点に対する是非

・「教育の国際化に役立つ」

(「そう思う」33.4%、「そうは思わない」25.9%、「どちらともいえない」30,0%、「答えない」10.6%)

 

・「家庭教育の充実に役立つ」

(「そう思う」14.2%、「そうは思わない」49.4%、「どちらともいえない」28.1%、「答えない」8.2%)

 

・「受験競争の是正に役立つ」

(「そう思う」12.8%、「そうは思わない」44.4%、「どちらともいえない」31.7%、「答えない」11.0%)

 

・「スポーツ活動に専念できなくなる」

(「そう思う」40.3%、「そうは思わない」25.2%、「どちらともいえない」24.7%、「答えない」9.9%)

 

・「社会的な混乱が大きくなる」

(「そう思う」50.6%、「そうは思わない」20.4%、「どちらともいえない」20.0%、「答えない」9.0%)

 

・「入学は桜の咲くころがよい」

(「そう思う」66.0%、「そうは思わない」14.4%、「どちらともいえない」15.7%、「答えない」3.9%)

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