信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

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【講演】「なぜ、カリキュラム・マネジメントかー学校事務職員に期待される役割を考えるー」『下伊那地区小中学校事務職員冬期研修会』

【講演】「なぜ、カリキュラム・マネジメントかー学校事務職員に期待される役割を考えるー」『下伊那地区小中学校事務職員冬期研修会』


2月7日に、下伊那地区小中学校事務職員冬期研修会の場で、「なぜ、カリキュラム・マネジメントかー学校事務職員に期待される役割を考えるー」と題した講演をさせていただく機会を得ました。


今回の講演の「問い」や「キーワード」は、次の通りです。
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・学校事務職員が、「カリキュラム経営」を支援することは、どういうことなのか?
・支援の方法には、どのような種類・選択肢があるのか?
・学校事務職員ができるカリマネ支援は、果たして、財務的アプローチだけか?
・教育活動に必要な「人的・物的資源等」とは何を指すのか?(人材・予算・時間・情報・教育内容)
・教員が取り組む「授業改善」に対する、アンテナの感度をどのように磨いていけるか?
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最後は、
①今後求められる「教育事務」のあり方
②教育事務の合理化・効率化を目的とした分業・協業体制の構築
③教育事務の高度化を目的とした体制のあり方
などに関しても意見交換させていただき、こちらも教育事務システムの制度設計の展望がクリアになってきました。


それにしても、会場の「下伊那教育会館」は、登録有形文化財ということもあって、醸し出される荘厳な雰囲気は、たまりませんでした。お隣にあった「下伊那教育会土蔵」も幕末以降の教育資料を収蔵していますので、今度はぜひじっくりとみなさせていただこうと思います(http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/209864)。

ご参加いただいた学校事務職員の皆様、お疲れ様でした。