信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

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【いただきもの】大迫章史「戦時下におけるカトリック学校の動向に関する研究ー校長の邦人化の動きに着目して」『カトリック教育研究』第35号,2018年10月

【いただきもの】大迫章史「戦時下におけるカトリック学校の動向に関する研究ー校長の邦人化の動きに着目して」『カトリック教育研究』第35号,2018年10月

 

このたび、仙台白百合女子大学の大迫先生からお送りいただきました。

 

 当該論文は、カトリック学校の学校史等の史資料を活用しながら、戦時下におけるカトリック学校の動向を論じたものです。日本天主公教教団の成立や戦時下における天皇制国家のカトリック認識の分析を通じて、文部省が日本のカトリック協会をローマ法王庁の支配から独立させる意図があったことなどを明らかにされています。校長の邦人化に焦点を当てながら、プロテスタント学校とカトリック学校の比較を行っております。

 

史実に基づく分析に大きな刺激と示唆をいただきました。ありがとうございました。