信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

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【論文】「教育政策研究の展開と方向性ー学会四半世紀の研究動向を踏まえて」『日本教育政策学会年報』第25号,2018年,5-22頁。

【論文】「教育政策研究の展開と方向性ー学会四半世紀の研究動向を踏まえて」『日本教育政策学会年報』第25号,2018年,5-22頁。
 
 
日本教育政策学会の年報第25号に、
特集論文として、「教育政策研究の展開と方向性ー学会四半世紀の研究動向を踏まえて」と題した論文を執筆しました。
専修大学の広瀬裕子先生と共著となっております。
 
 
本稿は、日本教育政策学会設立後四半世紀が経過した現在、当学会では何が論じられてきたのか、また、いかなる研究がいかなる分析視角の下で展開されてきたのかを概括し、今後の教育政策研究に資するべく教育政策を把握す
る基本理論枠について考えることを課題としています。
 
第1に、年報に所収された論考のうち、年報編集委員会が中心となってテーマの設定が行われてきた「特集」の内容を概括し、第2に、学会員の権利として自由投稿が認められている「投稿原稿」(投稿論文、教育政策研究フォーラム)に着目して、過去の年報に掲載された諸論考の研究テーマや研究方法上の特徴を概括す、第3に、日本の教育政策研究のトレンドを振り返りつつ教育政策を把握する基本理論の形成について考察を行いました。考察の対象は、『日本教育政策学会年報』第1号から第24号までとなっています。
 
 
ちなみに、当該学会は年報第25号から学事出版さんから出版されています。ご関心のある方はぜひお手にとっていただけたら幸いです。
 

 

日本教育政策学会年報 第25号〈2018〉―教育政策研究の展開と方向性

日本教育政策学会年報 第25号〈2018〉―教育政策研究の展開と方向性