信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室に関するブログです。

【講演】「教職員の働き方改革のこれまでとこれから」『平成30年度第3回上高井校長会』

5月9日に、平成30年度第3回上高井校長会(須坂市上高井教育会館)にて、「教職員の働き方改革のこれまでとこれから」と題した講演をさせていただきました。


須坂市の小中学校の校長先生、そして市教委の皆さんは熱心に耳を傾けてくださっただけでなく、講演後も多数の質疑応答をいただき、様々な議論をさせていただきました。

 

働き方改革をめぐっては、

・業務のあり方の境界線の是非(外部化、分業化、協業化、システム化)
・給特法(限定4項目)の見直し(①給特法廃止、②教職調整額の見直し(増額、支給率に差、特別手当(部活動手当)支給)、③代替休暇の措置など)

・教員内問題(正規/非正規の待遇格差)
・スタッフ間問題(SC、SSW、SSS、部活動指導員、特別支援教育支援員、日本語支援員など)

 など法制的にも実務的にも課題はありますが、現場レベルあるいは管理職のマネジメント領域で対応可能な部分も少なくありません。その一助となればと思っています。

 

貴重な機会をどうもありがとうございました。