【いただきもの】樋口修資・青木純一・坪谷美欧子編『支援スタッフで学校は変わるのかー教員との協働に関する実態調査から』アドバンテージサーバー,2018年
日本女子体育大学の青木純一先生から、刊行直後の著書をお送りいただきました。どうもありがとうございます。
こちらは明星大学の樋口先生がマネジメントされた科研プロジェクトの成果報告書です。実態調査として、ヒアリング調査とアンケート調査を併用していて、全面的に導入が模索されているいわゆる「支援スタッフ」のあり方を示唆する内容となっています。
個人的にも、今年度から「教職員の働き方改革2.0」として、各種支援スタッフ(部活動指導員やスクール・サポート・スタッフなど)の運用実態を調査研究していきたいと考えていますので、参考にさせていただこうと思っています。
ちなみに、現在考えているモチーフ・メニューは、以下の通り。
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①業務のあり方の境界線の是非(外部化、分業化、協業化、システム化)
②給特法(限定4項目)の見直しと勤務時間の上限規制の必要性
・給特法廃止
・教職調整額の見直し
(調整額の増額、調整額の支給率差、特別手当(部活動手当)支給検討)
・代替休暇の措置
③教員内問題(正規/非正規の待遇格差)
④スタッフ間問題(SC、SSW、SSS、部活動指導員、特別支援教育支援員、日本語支援員など)
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何度も読み返してまいりたいと思います。どうもありがとうございました。