【書評】荒井英治郎「斎藤美奈子『学校が教えないほんとうの政治の話』」『月刊高校教育』2017年6月号,学事出版,94頁。


荒井英治郎「斎藤美奈子『学校が教えないほんとうの政治の話』」『月刊高校教育』2017年6月号,学事出版,94頁。


『月刊高校教育』2017年6月号に、斎藤美奈子さんの『学校が教えないほんとうの政治の話』の書評を書かせていただきました。

 

 「資本主義VS社会主義」という20世紀の図式が「新自由主義VS社会民主主義」に取って変わって久しく、ネット空間を主として展開される「罵詈雑言」の「公用語化」の勢いは留まることを知りません。

 

 国内外のあらゆるレベルの政策決定が、政策決定者の時流的「情動」に依存する傾向も顕著で、本来「異常」かつ「例外」事項である現象が長期に継続することで、非日常が日常化・恒常化、われわれの感覚も無意識のうちに馴化しつつあります。

 

 こうした社会状況と政治情勢に対して、ヤングアダルト向けの本書が提案するのが、自分の思考の「ホーム&アウェイ」を明確化し、「ひいきの政治チーム」を見つけようというものになっています。

 

 

とても読みやすい本ですので、ぜひご一読ください。

 

 

月刊高校教育 2017年 06 月号 [雑誌]

月刊高校教育 2017年 06 月号 [雑誌]