信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

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【講演】市民教育講座 第3回「子ども・若者と社会との関わりを考える~学校・家庭・地域連携」

【講演】市民教育講座 第3回「子ども・若者と社会との関わりを考える~学校・家庭・地域連携」 「市民講座」の第3回(3月9日)が松本市中央公民館(Mウイング)にて行われ、
全3回にわたる連続講座が無事に終わりました。
 
 
第3回の主な内容は、下記の通りです。
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 1.学校と家庭・地域連携
・学校・家庭・地域の連携に関する政策動向  
・家庭と学校・地域の関係
・学校と家庭・地域の関係
・地域と学校・家庭の関係
 
 
3.ケーススタディ② 長野県北部地震 ——————————————————————————————
 
ちょうどまた3.11を迎えるということもあり、
後半のケーススタディでは、震災対応を主として改めて、地域のあり方を考えるための情報を提供させていただきました。
 
ご関心のある方がおられましたら、
 
 
・berd.benesse.jp/up_images/research/data_all_(1)1.pdf
 
 
・荒井英治郎・仲田康一・武井哲郎・村上純一・鈴木悠太「東日本大震災における学校対応と地域連携―平成23年文部科学省委託調査の結果を踏まえて」『日本教育政策学会年報』第20号,2013年7月,83-92頁。
 
 
 
 
を、 ケーススタディ② 長野県北部地震に関しては、
 
・荒井英治郎「学校組織マネジメントに関する調査研究―長野県北部地震における長野県栄村立北信小学校の震災対応の事例」信州大学全学教育機構教職教育部編『教職研究』第6号,信州大学全学教育機構教職教育部,2013年6月,45-74頁。
 
 
などをご参照ください。
 
 
 
全体を貫くテーマは、『現代の子ども・若者事情〜未来を託す彼らに、大人は、社会はどうあるべきか〜 』だったわけですが、以下のような問いに参加者の皆様が向き合う機会を与えられたらと考えて行ってきました。
 
・地域社会の社会教育活動の拠点を、どこに置き、どのように運営していくか?
 
・地域の教育力を「向上」させるために、何ができるか?
 
・学校支援活動を「拡充」するために、何ができるか?
 
・学習成果を「共有」するために、何ができるか? ・公共性の高い課題解決のために、何ができるか?
 
・住民の問題意識を喚起し、課題解決に向かう主体的態度を涵養するために、何ができるか?
 
 
 
今回このような機会を与えくださった松本市民のA様、そして、支援してくださった公民館の担当者様に改めて感謝申し上げます。
 
 
引き続き「地域連携」に関しては、地域連携部門長としてだけでなく、個人としても当事者意識を持ちつつ向き合っていきたいと考えています。