【書評】荒井英治郎「赤石 千衣子『ひとり親家庭』『月刊高校教育』2014年9月号,学事出版
http://www.gakuji.co.jp/magazine/highschool/main.html
学事出版さんの『月刊高校教育』誌上に、書評を書かせていただきました。
厚労省国民生活基礎調査によれば、2012年度時点での「子どもの貧困率」(平均的所得の半分を下回る世帯で暮らす18歳未満の子どもの割合)が、2009年度時点から0.6pt増加し、16.3%と過去最悪を更新しています。
子どもの貧困問題は、近年ようやく政策課題化しつつあると言えますが、実効力ある対策を講じるために考慮すべき論点は少なくありません。
その1つが「ひとり親家庭」の実態をどのように把握し、いかなる支援を講じるかだと思います。
ひとり親家庭の「子ども」の実態に耳を傾け、無意識の「前提」を再度見つめ直す必要があると思っています。
ご関心のある方は、著書と共にご一読ください。
なお、出版社のHPにおける著書の紹介は、下記の通りです。
https://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn1404/sin_k764.html