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学問の自由

昨日は、早朝のあずさに乗り、1泊2日のスケジュールで東京へ。
 


午前中は、科研のグループ作業を虎ノ門にて実施しまして(皆様お疲れ様でした。また引き続きよろしくお願いいたします)、
夕方は、慶應義塾大学にて「憲法判例×歴史研究会」で報告させていただきました。
 


オーラル・ヒストリー関連で主にご指導いただいている
慶應義塾大学の清水唯一朗先生にお声かけいただいて、


「東大ポポロ事件最高裁判決」(最判昭38・5・22)
を素材に、
憲法側報告者として山形大学の中島宏先生が、
そして歴史側報告者として、私が報告させていただきました。
 


論点としては、
・第一審判決(学問の自由・大学の自治、警察権と学問の自由・大学の自治、警備活動の国法上の許容性・違法性、演劇発表会の政治性・占領軍当局の指令との関係、被告人の刑事責任)
控訴審判決(警察権と大学の自治、被告人の刑事責任)
・最高裁判決(学問の自由・大学の自治、効果としての学生の利用、学生の集会と演劇発表会の政治性)
を概観し、かつ?学説の検討としまして、
学問の自由の保障内容と限界、教授の自由と教育の自由、大学の自治の主体、独法化と教員の非公務員化、制度的保障説の再検討など、論点となりました。

私としては、戦後高等教育政策のマクロトレンド、教育学研究の特徴など、話題提供させていただきました。



あのような形での報告の仕方で、法学領域の「作法」を逸脱しなかったか定かではありませんが、
隣接領域とは言いながらも、法学の先生方との直接的な研究交流はこれまであまりなかったものですから、非常に刺激的で貴重な経験となりました。

 
まだまだ修養が足りませんので、12月は2013年をいい形で締め括りたいと思っています。