信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

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長野県教員研修体系作成会議

本日は、第3回の長野県教員研修体系作成会議でした。

早朝、里帰り育児先の妻の実家の八王子を出発し、

大宮から新幹線で長野へ。

タクシーを乗り継いでなんとか県庁に到着。

 

お昼まで会議をした後、すぐさま新幹線に乗り再び関東へ。

ただいま新宿のスタバにて残務作業等を処理中です。

第二子誕生後、完全に「ノマド」生活に入っております。

 

とはいっても、少しでも家族4人の時間を確保するためには今月は踏ん張りどころです。

 

さて、今日の会議の議題は、

一言で言えば、「長野県教員研修体系(原案)」の検討でしたが、

より細かく言えば、次のようなものでした。

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●長野県教育の理念と教員のミッションについて

●長野県の教員に求められる資質能力とこれからの教員研修の在り方について

●ライフステージに応じた教員研修について

●教員研修における連携・協働について

●「学び続ける教員」を支援する研修履歴について

●教員研修の評価及び長野県教員研修体系の評価について

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私自身としても、制度設計時おいて踏まえておかなくてはならないこと、

研修制度全体をマネジメントしていくために必要なこと、等について

若干意見を述べさせていただきました。

 

論点としては、次のようなものがポイント化と思います。

・評価の在り方(評価者、評価の観点)

・既存の研修との関係(初任者研修、10年経験者研修)

・免許更新講習との関係(必修・選択、設置主体、評価主体、プログラムの内容)

・研修体験全体における各研修の位置づけ

・「集める」研修から「出向く」研修へ転換を図った時の「指導主事」、「管理指導主事」の質・量の保証、教育事務所の再編

・「学び続ける教員」のためにいかなる支援を教育行政として継続的にしていくことができるか

・「研修履歴」を作成し、「見える化」することで、何を支援することにつながるのか

・研修成果のフィードバックの方法

・キャッチアップ研修の実施と校長の力量形成

 

次回の会議までに、教員研修体系(案)がパブリックコメントにかけられることと思います。

残り会議もあと1回。尽力したいと思います。