信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室に関するブログです。

一ヶ月検診

本日、息子の一ヶ月検診で産婦人科へ。

おかげさまで、体重も1キロ程度増え(3360グラム→4800グラム)、健康優良児のようです。安心しました。


これでまた一区切りですね。

明日からルーティンな仕事に戻れそうで、
公私共に再びエンジンをかけようと思っています。



●別件:
H夫妻(Kさん、Rさん)から出産祝いに「万能枕」をいただきました。


レンジで暖めたり、冷蔵庫で冷やしたりすることができるようです。
どうもありがとうございます。

北欧領域の教育研究者のKさんは大学院時代からのお付き合いで一緒にやっていた(今は休止中)専門職研究会の主要メンバーの一人。
他方、奥様のRさんは現在教育産業のB社に勤務されています。

今後も家族ぐるみのお付き合いをさせていただけたらと思っています。
なお、この万能枕は、ウプサラ産のもののようです。





【本日の一手】

教育 (自由への問い 5)

教育 (自由への問い 5)


http://www.kinokuniya.co.jp/nb/bw/special_products/jiyu_eno_toi/index.htm

「自由への問い」シリーズの「教育」。

その他も既刊については購入済みですのでまた随時紹介予定。



産院で待機中にほぼ読了。
残りはまた後日。

それにしても、そうそうたるメンバー。
とはいえ、多く点で問題状況の共有がなされている模様。

問題状況の共有といえば簡単のように思えますが、
教育問題をめぐる理論状況の共有への努力が今まで教育研究、特に教育行政研究では自覚的に行なわれてこなかったように感じています。

産院という不慣れな環境の中で赤ちゃんらが泣き叫ぶ一方、
私も現在の理論的到達点を再確認できたようで大満足。


目次は下記の通り。

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5 教育 せめぎあう「教える」「学ぶ」「育てる」 

[責任編集] 広田 照幸

教育には子ども、親、教師、行政、地域、市場等々、数多くのアクターが関わる。変動する社会のなか、誰にとってのどのような自由が考慮、議論されねばならないのかを探る。


Ⅰ 「対論」


・ せめぎあう「教える」「学ぶ」「育てる」 広田 照幸・佐藤 俊樹

Ⅱ 「考察」市場・選択・教育


・ 教育の公共性と準市場 ― 多様な個人のために機会を創造すること ― 卯月由佳(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)


・ 教育・子育てにおける選択の自由の地位 田原 宏人(札幌大学



Ⅲ 「問題状況」対立・葛藤する教育の自由


・ 自由を/自由に育てる ― 「教育の私事化」と公共性の隘路 宮寺 晃夫
筑波大学院大学)


・ 教師の教育の自由と親・地域・行政 大桃 敏行(東北大学


・教師の〈教育の自由〉と子どもの思想・良心の自由 西原 博史(早稲田大学)

Ⅳ 「構想」教育の自由の条件


・ 〈シティズンシップ/教育〉の欲望を組みかえる ―参加・社会保障・確率論的自由 仁平典宏(法政大学)


・ 社会変動の中の「教育における自由」 広田 照幸(日本大学)

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【最近の息子】
「あー」「うー」と何か訴えたい模様。
他方、放心状態のように一転集中で凝視。
私にとっても未知なるものですが、
息子にとってはそれ以上に未知なる世界が広がっているのでしょう。