信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

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部活動手当て

日本教育新聞社の3月23日付けの記事に次のようなものがありけり。

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部活動手当引き上げへ

 東京都教育委員会は23日の定例会で、部活動手当額を4月1日から大幅に引き上げる条例改正を行うことを承認した。運動競技などの引率で終日業務になる場合は、現行の日額1700円から4200円に、通常の指導で週休日などに4時間以上業務を行う場合は、現行の日額1600円から3200円に引き上げる。文科省は平成20年から国庫負担の際の部活動指導手当を、終日3400円、4時間以上勤務2400円で算定しており、今回の改正で国の算定準を上回る。都教委によると、すべての都道府県で最も高い手当額になるという。

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こうした動きに他の自治体がどのような「相互参照」を行うのか、行わないのか気になるところです。
相互参照のポイントは、そのフロントランナーが自身の自治体のポジションと比較した場合どのような位置づけとして映し出されているのかにかなり依存してくるのではないかと思います。

他方

「あそこがやっているならば、うちも検討事項にしよう」

このモチベーションが醸成されるかは課題設定を行うアクターの認知の度合いに影響を受けそうです。


【本日の一手】

GHQ (岩波新書)

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占領戦後史 (岩波現代文庫)

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失明を超えて拡がる世界―GHQ研究者として生きる

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現在再読中のもの。

文庫はサイズが小さいので、
付箋を貼ったり、線を引いたりするのが少し困難ではありますが、
やはり出張の移動中に読めるのはいいですね。