信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室に関するブログです。

「教育+研究」と「教育×研究」

今日は、「平成21年度第1回FDセミナー」に参加。
テーマは、「最初の授業においてやっておきたいこと」でした。


まず、導入部分・概説として、
FDとはなんぞやという定義からはじまり、
FDと授業改善の関係、教員と学生の間にある認識のずれ、共通認識構築のための方向性について説明を受けました。


FDとは、Faculty Development(ファカルティ・デベロップメント)の略でして、Facultyは、大学教員組織、
Developmentは、能力・資質開発。
大学教員(組織)の教育能力を高めるための実践的方法と訳されることが多いようです。


納得する部分も多く、まさに大学教員には、「教育」と「研究」の双方を両立させていくことが要請されていると言えそうです。


その後は、2つのグループワーク。
それぞれテーマをあらかじめ下記に示しておくと、
1つ目は、「授業開始時に学生に何を知っておいて欲しいのか?」
2つ目は、「授業開始時に何をどのように伝えたらよいのか?」
というものでした。


あいにく次の仕事の関係で、2つ目のグループワークは参加できず、途中退席させていただきました。ファシリテータの先生方、申し訳ありません。


ところで、この種のFDセミナーはどのくらいの頻度で行われるのでしょうか。次回以降も楽しみにしています。




その他、午後の空き時間を使って、ハードディスクにコピーしてきたここ数年間のメールデータを学内メールソフトに復元。
メールフォルダのコピー及び復元方法がわからず困っていたのですが、
結果は簡単。

メールを復元すれば、自動的にメールフォルダも復元するんだとか。
おかげさまで、これで従来どおり仕事をしていくことができそうです。
フレッツのリモートサポート担当者に感謝です。



それにしても、
来週末の引越日当日まで学内の宿舎で生活しなければならないことが今になって結構ネックとなっております。
もちろん、値段は格安ですし、深夜まで時間を気にせず大学で仕事ができるのでいいのですが、やはり栄養バランスなどを考えると、ちょっと10日間宿泊は後々体に響いてくるかもしれません。どうにか乗り切らねばなりません。


明日、朝一番で仕事があるので、今日は比較的早めに仕事を切り上げようと思います。といっても22時か。。



【本日の一手】

[高等教育シリーズ] 成長するティップス先生 (高等教育シリーズ)

[高等教育シリーズ] 成長するティップス先生 (高等教育シリーズ)

FDといったら、この本は必ずといってよいほど紹介されるでしょう。

ところで、FDを対象とした(理論的)研究というのはあるのでしょうか。
高等教育研究では現在FDをテーマとしたものが矢継ぎ早に発表されているようですから、それらをいつかリファーしてみたいものです。