信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室

信州大学教職支援センター 荒井英治郎研究室に関するブログです。

【講演】「これからの松本市の教育を考える」『平成29年度松本市教育会 教育講演会』@松本市教育文化センター

【講演】「これからの松本市の教育を考える」『平成29年度松本市教育会 教育講演会』@松本市教育文化センター

 

8月7日に松本市教育会主催の教育講演会でお話しさせていただく機会を得ました。


「これからの松本市の教育を考える」という大きなタイトルでお話をさせていただきましたが、「教育界」の常識は「社会」の非常識と揶揄されることもある中で、日本の教育をめぐる「ナゾ」について話題提供をさせていただいた後、現代日本の教育課題と教育改革 ・社会構造の変化(国家財政の悪化、人口減少社会、知識基盤社会、第4次産業革命) ・家庭・地域の現在 ・子どもの現在(学力、学習意欲、自己肯定感、人間関係の希薄化、承認欲求) ・教職員の現在 など分節化して、現在の論点を提示させていただきました。

 

また、これからの松本市の教育を考える視点として、

・長野県教育の特徴

・資質・能力(学び続ける教員像)

・「教育県」から「学習県」へ

・「教育の街」から「学習の街」へ

と私なりの考えを示させていただきました。

 

教職員の「多忙感」を「充実感」(責任感、達成感、安心感)へと転換させてながら教職員が自身のキャリアを展望していけるように、引き続き尽力していきたいと考えています。 どうもありがとうございました。

【研修】「これからの学校事務職員の職務のあり方を考える」『松本市小中学校事務研究会夏期研修会』@松本市合同庁舎

【研修】「これからの学校事務職員の職務のあり方を考える」『松本市小中学校事務研究会夏期研修会』@松本市合同庁舎

 

ご報告が遅れましたが、7月31日に、松本市小中学校事務研究会主催の夏期研修会(@松本市合同庁舎)の講師の仕事をさせていただきました。


「これからの学校事務職員の職務のあり方を考える」というタイトルのもと、
午前中は、「チーム学校」論と学校事務職員の役割に関して、

午後は、働き方の定点観測とともに、学校組織における学校事務職員の役割に関して、
グループワークを活用しながら、議論を進めさせていただきました。

 

「学校事務職員」を考えることは、「他の教職員」を考えることであり、 また、「学校のマネジメント」を考えることでもあり、 そのことは、「学校のミッション・ビジョン」を考えること、 ひいては、「学校のあり方」そのものを考えることだと考えています。

 

引き続き、学校事務職員も含めた、学校教職員の働き方のあり方を考えていきたいと感じています。どうもありがとうございました。  

 

【研修】「学校組織マネジメントとスクールコンプライアンス」@上越市立教育センター

「学校組織マネジメントとスクールコンプライアンス

 

上越市教育センターにおいて校長・教頭・生徒指導主事を主とした対象の悉皆研修として、「スクールコンプライアンス研修」を担当させていただきました。

 

「学校組織マネジメントとスクールコンプライアンス」とのタイトルの下、

コンプライアンス法令遵守なのか?

・「学校組織マネジメント=「(教育)法的思考」 +「(教育)実践的思考」の公式を成り立たせるために必要な条件は何か?

 

など、

様々なグループワークやケース・メソッドを取り入れながら体感していた高きました。

 

7月下旬から8月中旬にかけて教育関係者の前でお話する機会が続きます。
常に新鮮な気持ちで取り組んでいきたいと思っています。

【講演】「新学習指導要領と教職員の働き方改革」@大北市町村教育委員会連合協議会

【講演】「新学習指導要領と教職員の働き方改革」@大北市町村教育委員会連合協議会

 

6月29日に大北市町村教育委員会連合協議会主催の研修会におきまして、

「新学習指導要領と教職員の働き方改革」と題した講演をさせていただきました。

 

 

長野県における大北地域とは、①大町市、②池田町、③松川村、④白馬村、⑤小谷村となります。

 

 

当日は、教育委員会関係者のみならず、大町市を主とした学校の管理職の先生方も参加いただきました。

 

以下の点について、論点を整理させていただきました。

 

●「教育」を取り巻く環境の変化

●「学力」をめぐる現状

●新学習指導要領のポイント

●教職員の働き方改革

 

 

今年度から大町市を主として業務改善関係のお手伝いをさせていただくことになっていますので、これを機会にこちらとしても多くのことを学ばさせていただいたいと思っています。

 

 

【論考】荒井英治郎「『18歳選挙権時代』の若者と地域連携ー『有権者』から『主権者』へ、『政治参加』を『地域参加』『社会参加』からー」長野の子ども白書編集委員会編『長野の子ども白書2017』2017年,30-31頁


荒井英治郎「『18歳選挙権時代』の若者と地域連携ー『有権者』から『主権者』へ、『政治参加』を『地域参加』『社会参加』からー」長野の子ども白書編集委員会編『長野の子ども白書2017』2017年,30-31頁

 

 

『長野の子ども白書2017』に、寄稿させていただきました。
主に5本柱で構成されています。


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●「18歳選挙権時代」の到来

●未完のプロジェクト:「有権者」から「主権者」へ

●「生の政治」と向き合う:投票の「量」から「質」へ

●「政治的教養」の涵養:「政治参加」を「地域参加」「社会参加」から

●高等教育機関の課題と地域連携
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これまで「18歳選挙権」関係の仕事は、研究というよりは社会貢献あるいはアウトリーチ的な位置付けて行ってまいりましたので、文字化することはほとんどありませんでしたが、ちょう18歳選挙権時代の到来から月日がある程度経過したこともありまして、これまで考えてきたこと、そしてこれから考えていきたいことなどをまとめさせていただきました。

以下の目次にありますように、私の論考はともかく他の論考は長野の「現在」を知る上でとても有益な情報が満載かと思います。
ぜひご一読ください。

https://naganonokodomo.jimdo.com/本書の内容/
https://naganonokodomo.jimdo.com

【研修】「学校組織マネジメントーチーム学校の創造」@長野市教育センター

【研修】「学校組織マネジメントーチーム学校の創造」@長野市教育センター

 

 

長野市教育センターにて、「学校組織マネジメントーチーム学校の創造」という研修の講師として登壇させていただきました。

 

「学校組織マネジメント=(教育)法的思考 +(教育)実践的思考」という方式が成り立つか定かではありませんが、

様々なケースの検討を通じて、日々の教育実践を

 

・「教科目」や「校務分掌」からの視点ではなく、

・「学級組織」や「学年組織」からの視点ではなく、

・「学校組織」という視点で課題解決の方法を考え、選択肢の幅を広げることを体感していただきました。

 

学年主任や教務主任、そして教頭先生に至るまでご参加いただきましたが、
長時間にわたる研修お疲れ様でした。  

 

【講演】「学校・家庭・地域の連携」@寿地区地域づくり協議会児童福祉部会

【講演】「学校・家庭・地域の連携」@寿地区地域づくり協議会児童福祉部会

 

 

5月24日に寿地区地域づくり協議会の児童福祉部会(長野県松本市寿公民館)にてお話をさせていただく機会を得ました。

 

「地域包括ケアシステム」の構築(平成37年)を前に、

地域づくり協議会の児童福祉部会では、

 

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①どのような「テーマ」に焦点を当てて活動を展開していくか(子どもと大人の関係、学校と地域の関係、家庭と地域の関係、少子高齢化と地域など)

 

②どのような「方法」で学んでいくことができるか((視察、講義、地域イベント、ワークショップ形式、体験活動など)

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を考えていく上での話題を提供させていただきました。

 

今後も話題提供のみならず具体的なお手伝いも微力ながらさせていただけたらと考えています。